3:少女漫画に憧れすぎて……
「身近にリアルな恋愛がなかったので、少女漫画のようなシチュエーションに本気で憧れてました(笑)
その夢を叶えてくれないなら無理! となぜか上から目線でいた時代も……。同級生には、漫画に影響されて先生を好きになっていた子もいました。
今考えると、若いだけでかっこよくもないのに人気があった先生が多かったな〜(笑)
社会に出て、現実と理想は違うんだな、と恋愛経験を重ねて知りました」(26歳/美容師)
たしかに女子校は、共学に比べて恋愛をするチャンスがありません。
そもそも日常の学校生活の中では先生くらいしか異性と触れ合う機会がないので、若い男性教師が人気なことも女子校アルアル。筆者も女子校出身ですが、実際に元生徒と結婚した先生もいました。
恋愛をするチャンスに恵まれないため、現実の恋愛に過剰な夢を抱いてしまうのは仕方のないこと。
恋愛経験を重ねることによって、少女漫画のような理想の恋を叶えてくれる男性は少数派なんだと気づくことができるのでしょう。
4:つい女友達に……
「好きな人ができると、すぐ女友達に会わせようとしてしまって引かれることが多かったです。
単純に自慢したい気持ちと、客観的に女友達から見てその男性がどうなのか、気になってしまうんです!
恋愛経験が少ないからこそ、男性を見る目に自信がない、ってことだったのかも」(30歳/事務)
女子校出身者は、女友達との友情の絆が強固であることが多い傾向にあります。
たしかに女子校では、どちらかというと友達にベッタリな女性が多いでしょう。
恋愛経験が少なく、信用できる友達に彼を見定めて欲しい、という気持ちを抱いてしまうことも理解できます。
しかし、恋愛は当事者2人でするものですよね。
いつまでも女友達に依存してしまうと、幸せを逃してしまうことにもつながりかねません。
5:気持ちよりも理想を……
「社会人になりたての時は、いいな、と思っても『いや、この人は身長が170cmしかないし、頼りない!』と、なぜか理想ばかり重視してしまうことが多かったです(笑)
どんどんプライドが高くなってしまい、なかなか彼氏ができなかった私に、今の旦那さんが熱心にアプローチしてくれて、やっと理想よりも自分の気持ちが大切なんだ、と気づくことができました」(31歳/アパレル)
女子校出身者は恋愛に夢を抱きがち。
その恋愛の相手になる男性にも、極端な理想を押し付けてしまうことも。
条件や理想を満たしてくれる相手が悪いわけではありませんし、そんな理想通りの男性が現れて、恋をすることができたら幸せです。
しかし、恋愛は条件や理想で判断するものではなく、好きという気持ちが生まれるからこそできるもの。
せっかく「いいな」と思える気持ちが生まれているのであれば、頭で考えてその芽を摘み取ってしまうのはもったいないですよね。
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女子校出身者は、思春期に男性との接点が少なかったことから、男性との距離感が掴みにくいようです。
しかし、女子校出身者ならではの魅力もあります。
男性からは「おしとやか」「女性らしい」という、プラスになる印象を抱かれることも多くありますし、男性慣れしていないところがかわいい、と思われることもあるでしょう。
もしもあなたが女子校出身者で、「恋がうまくいかないな」という悩みを抱いているのであれば、紹介した内容を参考に、今一度振り返ってみてはいかがでしょうか。