あ…、気圧の変化も影響するみたいなんです。ネットで調べれば調べるほど、色んな、心配になるような情報が出てくるんです。
ワンコの症状が、すごく大変な病気に当てはまっていたり。ママもネットで調べて、情報が出てくると
「○○っていう病気かもしれない」
って、断言してくるんです。なので、
「ママがそんなに心配していたら、犬が察知しちゃうよ。だから犬の前で言うのはヤメて!“犬は察知する力がある”って、言ってたのはママでしょ!! 」
って。めっちゃ、ママに怒りました。
ーー犬は、飼い主が落ち込んでいたりすると、寄り添ってくれたりしますよね。それは、察知する力があるから、というわけですね。
そう、そう。そうだと思うんです。ママは他にも言っていて。
以前、うちのお兄ちゃんが生まれるときに、犬を一匹飼っていたんです。でも、お兄ちゃんが生まれて、少し経った頃に、亡くなっちゃったんです。
それは多分、“面倒を見る相手が、自分ではなく、人間の子どもになったんだ”って、犬が察知したから亡くなったんだろう、って。そうママが言っていて。
だから、犬の前では心配させるようなことを言わないでほしくて。犬はちゃんと聞いてるから。。
でも何だかんだ言っても、ワンコはやっぱりママがいいみたいで。
いつも、ママとワンコは一緒に寝ているんですが、こんなときだからこそ、やっと私と寝てくれるかなと思ったけど、やっぱり、フラフラしながらもママを探しに行くんです。
それにもちょっとヤキモチ焼いちゃった(笑)
でもね、ワンコの面倒を一番見ているのはママだし、私が一から育てているわけじゃないから。“偉そうなことは言えない”って思っています。
ワンコが我が家に来て、今年の夏で1年。
以前だったら、お仕事が終わった後、“どこかに寄ってから帰ろう”っていう感じだったけど、今は、“ワンコがいるから、早く帰ろう”って、思うようになっちゃいました。今もそれは変わらずで。
だから、よかったです、元気になって。
弱っているワンコを見るたびに苦しかったから。日々、鼻がツーン、ツーンしちゃってました。
ほらぁっ! 話してたら、すごく会いたくなっちゃったぁ!! ムーーンッ(ワンコを思い出して、きゅんっとしている佐江ちゃん)
ーー(笑)
もう、“犬”としてじゃなくて、“人間”として見ているというか。小さい子どもみたいな感じかな。
「何で、こんな暑い日に、毛皮着てるのぉ? 暑いからこの上着、脱ぎなよぉー」
って言ってる(笑)。かわいい…。
ーー佐江ちゃんは、やっぱり“小さくて、かわいい”ものが好き? (第79回)(第112回)(第8回前編)
大好きっ! 小ちゃくなくても好きだけど、小ちゃいと余計好きかな。
ーー小さくて、かわいいといえば、7/25(火)から始まるブロードウェイミュージカル『ピーターパン』の現場にも、小さな共演者さんたちがいらっしゃいますね!
-
[最終回]「ミラチャイ」連載は「人間味のある宮澤佐江」を作った"ホーム"で"チャレンジ"できる場所&芸能活動を一時休止する理由とできた目標
佐江ちゃんにとって「ミラチャイ」は、「ホーム」のような感覚だった。なぜ今、お休みをするのか、ありのままの思いを話してくれました。約6年間、200回を超える連載の最終回です。
-
[第51回]宮澤佐江「ミラチャイ」連載の6年、200回も続いた理由がインタビューでみえたー仕事、境遇、思いに向き合う
48グループと舞台。2本の軸を歩むなかで出会った人たちが、佐江ちゃんにもたらした、卒業後の大きな変化とは。「ミラチャイ」連載を彩った数々の写真やエピソードで当時を振り返っていくと、約6年にわたる長期連載になれた理由が見えてきました。
-
[第50回]宮澤佐江と「ミラチャイ」連載の6年、200回以上を振り返っていくーやっと笑って話せるあのときのこと
どんなに時間が経っても変わらない、佐江ちゃんの「根っこ」にあるものとは。48グループを出てわかったこと。今、やっと笑って話せるあのときのこと。最終回に向けて、さらに尽きないお話です。
-
[第49回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間ー「出会い」と「別れ」さみしさと楽しさ
「これまでやってきたことの答え合わせが、今、できている」。2016年7月の新連載開始から現在まで、『朝陽の中で微笑んで』、公演中の『ZEROTOPIA』など、佐江ちゃんの約2年を振り返ります。
-
[第48回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間【大切なお知らせあり】
2年前の7月、リニューアルして再スタートした「ミラチャイ」連載。『王家の紋章』初演にはじまり、現在公演中の『ZEROTOPIA』まで。舞台とともに駆け抜けた、佐江ちゃんの2年を振り返ります。