【推奨年齢3〜4歳】感情に訴えかける名作がそろう

1位「ねこのおいしゃさん」ますだゆうこ著

どんな病気も治してくれる猫のお医者さんが大活躍。

「歌もあるので、聞いている子どもと一緒に歌って楽しめる」のが魅力で、「“ニャー”の部分を子どもたちが一緒に言ってくれるので、大人数で楽しむ読み聞かせにも向いている」と評判です。

2位「ちょっとだけ」瀧村有子著

実際に子育て中だった作者が、妹が生まれたことで母離れをしていく様子を、情感豊かに綴った珠玉作。

「いつも頑張っている子どもに、“ありがとう”の気持ちを伝えながら読むと、親子で温かい気持ちになれます」とのこと。

3位「はらぺこあおむし」エリック・カール著

通常のものに加え、大型本、英語版、しかけ絵本など、さまざまなタイプがある世界的ベストセラー。「カラフルな絵が子どもたちに人気」「親子で歌いながら、一緒に楽しめる」元気が出る絵本です。

【推奨年齢5〜6歳】子どもたちの想像力に訴えかける…

1位「めっきらもっきらどおんどん」長谷川摂子著

友達になれそうな、ゆかいなバケモノたちが登場する愉快な絵本。「おばけたちの少し不気味で可愛い様子に、子どもが夢中になる。そして、呪文を子どもが一緒に唱え出す」という。

「全体的にリズム感のある文体なので、力強く読むのがオススメ」なのだとか。

2位「へんしんトンネル」あきやまただし著

「子どもたちが大ウケする、鉄板絵本」と高評価。通り抜けると、別なものに変身してしまうトンネルの話で、「言葉遊びを楽しめる」一面もあるという。

3位「しろいうさぎとくろいうさぎ」ガース・ウイリアムズ著

森の中で暮らすウサギたちが、真実の愛を見つけるまでを描く世界的傑作。

「柔らかい絵と文章で、説明は少ないが深い内容」のため、「奇をてらわずに、淡々と読んであげることで、子どもの心に響くのではないでしょうか」という。