書店の児童書コーナーに行くとたくさんの絵本が並んでいます。そんな中、どれを選んだらよいか、迷ってしまいますよね。
『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』の著者の立石美津子が保育園、幼稚園で読み聞かせをして人気があった“お薦めの絵本”をご紹介します。
1.ペンギンのおかいもの(WAVE出版)
JRのスイカのモデルのペンギンの絵本です。ペンギンの家族がデパートへ買い物に出かけます。好奇心旺盛の末っ子は各階であっちへ行ったりこっちへ行ったり。
『ウォーリーを探せ』のペンギン版ですね。色とりどりの商品に心を奪われて迷子になるペンギンは、まるで我が子を見ている感じがします。
絵本では末っ子を探す設定になっていますが、「赤い帽子を被っているペンギンはどこ?」「黄色いフライパンはどんなペンギンが売り子になっていた?」など様々なペンギンを探すゲームに発展させると小学生になるまで使える絵本です!
2.とこちゃんはどこ(福音館)
赤い帽子のとこちゃんは、とても元気な子。親が目を離すと、市場、動物園、海水浴場、お祭り、どこへ行っても、すぐいなくなってしまいます。子どもの大好きな絵さがしの絵本です。
3.かいじゅうたちのいるところ(冨山房)
主人公のマックスはいたずらのお仕置きに夕食ぬきで寝室へ追いやられます。ところがびっくり、部屋はいつの間にか森になり、マックスはそこで思う存分あばれ、遊びはじめます。
でもだんだん、ママが恋しくなり、でも怪獣達は言います。「お願い、俺たちはお前が好きなんだ~。食べてやるから行かないで~。」
心がざわざわする絵本ですが、私が園児たちに読んだ絵本で一番人気でした。
4.わたしのワンピース(こぐま社)
うさぎさがワンピースを作りました。それを着てお花畑を散歩すると、ワンピースが花模様に!次々変わるワンピースの模様。シンプルなのですが子ども達には大人気です。