2019年は、子どもにどんな絵本を読ませましたか?きっと子どものお気に入りの絵本や、ママの記憶に残っている絵本があるはず。

数ある絵本の中で、何が多く読まれたのでしょうか?白泉社が主催する「第12回MOE絵本屋さん大賞2019」の結果から見ていきましょう。

MOE絵本屋さん大賞とは月刊「MOE」が全国約3,000人の絵本専門店・書店の絵本売場担当者へのアンケートをもとに、支持を集めた新作絵本30冊と部門賞「新人賞」と「パパママ賞」を決定する年間ランキングです。

「第12回MOE絵本屋さん大賞2019」10位から1位まで!

まずは「MOE絵本屋さん大賞2019」の10位から1位までを一挙ご紹介。白泉社からの解説付きで紹介します。

第10位 『ノラネコぐんだん おばけのやま』 作:工藤ノリコ

「おだんご屋さんに無断侵入したノラネコぐんだん。みんなでつくったおだんごを食べようとしたら、突然の風が全部持っていっちゃった!

おかしくておいしい、定番の味わい。」

10位は人気のシリーズ「ノラネコぐんだん」の作品。

定番の展開はもちろんのこと、予想外の展開もあり、ノラネコぐんだんファンからも、初めて読んだ人からも好評の声が多くみられます。

第9位 『ねこのずかん』 作:大森裕子 監修:今泉忠明

「くるんと丸くなったり、しっぽをブワッとふくらませたり、くっつきあって『猫だんご』になったり、『ごめん寝』したり……さまざまな猫に会えて、『猫語』も学べる図鑑絵本。」

もちろん図鑑としても活用できますが、猫の絵がとってもリアルで可愛いので、見て楽しむこともできる優れた読みもの。

知っているようで、意外と知らない猫のことを、詳しく知ることができます。

第8位 『ねえさんといもうと』 文:シャーロット・ゾロトウ 絵・訳:酒井駒子

「『なにから なにまで せわをしてくれ』る優しいねえさんに妹は頼りきりだったけれど、ある日変化が芽生え……。

姉妹の心を繊細に生き生きと描いた、懐かしく新しい佳品。」

兄弟姉妹がいる家庭では、この作品を読んで、きっと「あるある!」と感じることも多いはず。

イラストの繊細さ、美しさにも絶賛の声が挙がっています。