【推奨年齢7歳以上】豊かな物語の中で、考える力を養う

1位「パンケーキを食べるサイなんていない?」アンナ・ケンプ著

紫色のサイと女の子の交流。「おしゃまな女の子が、ポンポンとしゃべるリズムを楽しみながら読む作品」で、「子どもが自分と重ねて共感」」してくれる。

「ダイナミックな描写でワクワクできるだけでなく、意外なラストで最後まで楽しめる」一冊です。

2位「おしいれのぼうけん」ふるたたるひ著

叱られて押し入れに入れられた少年が、押し入れの奥にある未知の世界で繰り広げる大冒険。

「スリルのある展開を、大人も一緒に楽しみながら読む絵本で、読み聞かせのポイントとして「情臨場感が増すため、情景を思い浮かべながら読むことです」。

3位「ないた赤鬼」浜田廣介著

誰もが知っているであろう、友情の大切さを描いた名作。さまざまなタイプが出ています。「怒る、笑う、泣く、という人間の機微や情緒をわかりやすく伝えられる作品。

淡々とした口調で、一定のテンポにのって読むと、日本語が楽しめる」成長に欠かせない作品です。

「ぴあ中部版」映画担当を経て上京、その後はテレビ情報誌、不動産雑誌・広告などの編集・ライターを務める。著書に『年収350万円でも家が買える』(2014年・彩図社刊)。また、映画監督としては、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭などで注目され、2002年「異形ノ恋」(出演・西川方啓、木下ほうか、寺田農)でデビュー。