コロナ禍のなか、家で楽しめる絵本が注目を集めているようです。そこで、読み聞かせイベントなどに参加している劇団「ママーズ」のメンバーがオススメする、読み聞かせに適した絵本を紹介したいと思います。

ママーズは、子どもが生まれても活動を続ける女優さんたちによって結成された劇団にため、実践に即した作品がピックアップされました!

【推奨年齢0歳の絵本】音と絵の融合が子どもを夢中にする!

1位「じゃあじゃあビリビリ」まついのりこ著

水は“じゃあじゃあじゃあ”、紙は“びりびりびり”など、日常にあふれる音を、声に出して読み聞かせることができます。

「赤ちゃんが音と絵を覚えて、自分で読み出した」「ページが厚いのでめくりやすく、噛んでも大丈夫」などの評価があり、ファーストブックにぴったり!

2位「ぴょーん」まつおかたつひで著

カエル、犬、バッタなど、さまざまな動物が飛ぶ『くりかえし』を楽しめる本作。「特に“ぴょーん”の部分は躍動感があり飛び跳ねて喜ぶ子もいます」と、シンプルだが人気が高い一冊です。

3位「いないいないばああそび」きむらゆういち著

さまざまなキャラクターの“いないいないばあ”を楽しめる、しかけ絵本。

「赤ちゃんに自分でめくらせて「ばあ」をしたり、最後にママも「ばあ」をしたりできる。遊びを交えながら読むと楽しい」とのこと。さらに「持ち運びに便利なサイズの“おでかけ版”もあるので、出先にも持っていけて便利」なのだとか。

【推奨年齢1〜2歳】感情に訴えかける知育絵本も!

1位「だるまさん」シリーズ かがくいひろし著

「だ、る、ま、さ、ん、が…とテンポよく読める」の魅力で、同時に「が、の、と、等の助詞の違いを自然に教えられる」ので、知育にも役立ちます。

「“どて”“ぷしゅー”など声色を変えて読むのがオススメ」とのことで、「実際に動いて、遊びながら読める」のがうれしい。

2位「いやだいやだの絵本」シリーズ せなけいこ著

「イヤイヤ期の始まる2歳くらいの子に読むと、何となく感じるものがある様子」を見せるシリーズとして根強い人気。シリーズをセットした、BOXセットもあります。

「聞いている子どもを、観察しながら読むのが楽しい」「子どもに感想を聞いてみることで、コミュニケーションが取れる」などの意見が上がりました。

3位「いいおかお」松谷みよ子著

誕生して50年経った現在も、色褪せないベストセラー。ママ自身も子どものころに読んでもらっているかもしれない一冊。

「親も一緒に、いいお顔をしながら読むと、子どもも同じいいお顔になる」と、ほっこりする絵本です。

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