いよいよ年末が差し迫ってまいりましたが、今年の『ふるさと納税』は済ませましたでしょうか?

『ふるさと納税』という言葉は知っているものの、まだやったことがないという方も、これからやろうと思っている方も、知っておきたいふるさと納税の最新動向を、株式会社さとふるに伺いました。

コロナの影響は、ふるさと納税は受けているのか?

まずは今年ならでは、新型コロナウイルス感染症拡大における、ふるさと納税への影響。

株式会社さとふるが2020年10月16日~10月27日に実施した調査によると、寄付やお礼品の傾向について、8割以上の自治体が、新型コロナウイルスの影響があると回答する結果となりました。

事業者はというと、コロナの影響の規模の大きさはかなり大きいもの。

具体的な影響でいうと、売上自体の減少が約7割。

他には、来客数の減少や予定数の販売キャンセルといった、売上減少に直接関わる、つまり事業存続に影響が出ていることが分かったのです。

今、ふるさと納税を利用することは、多くの事業者の売上アップに繋がります。

ぜひとも利用しておきたいものです。

コロナ禍で注目されているお礼品

ふるさと納税といえば、さまざまなお礼品がありますが、コロナ禍では巣ごもりによる需要増加が目立ち、体験型お礼品の需要が減少していることから、選ばれるお礼品にも変化が見られたそうです。

実際に検索されたお礼品の中で、検索数が増加したものとは、餃子、焼肉、そして観葉植物!

自宅でのおうちごはんを楽しむためのものや、おうち時間が長くなったことで、心地よい空間づくりにと増加したことが想像できますよね。

さらに、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、マスクといった、どちらかというと今まであまり注目されなかったお礼品の検索数が一気に増加しているのだそう。

すべて新型コロナ対策関連のものばかり。

お礼品を選ぶ側の意識の変化が見られます。