将棋の藤井聡太さんが受けたと話題の「モンテッソーリ教育」。
好きなことへの探求心、集中力をはぐくむモンテッソーリ教育には、専用の教具が必要です。でもどれも高いとあきらめていませんか?
実はモンテッソーリ教具は100均の材料でも手作りでき、モンテッソーリの専門書でも100均で作れる教具が紹介されています。
今回は子どもがやりたがる「入れる」「引っ張り出す」「分ける」「描く」に分けて0歳の子持ちの主婦の筆者がダイソーで作ったモンテ教具を総額とともに紹介します。
入れる
子どもは何かに物を入れることが大好き。モンテ教具でも、穴に物を入れる教具がありますが、それも100均で作れちゃいました!
1: 【総額300円】ネームキーホルダー落とし
ホーローフタ付ボウルとネームキーホルダーで作ります。普通のタッパーでもできますが、このボウルは底が鉄になっていて、落としたときの「カラン」という音が気持ちよさそうだったので、これにしました。
カッターでネームキーホルダーが入るくらいの切り込みを入れます。このとき、ぴったりか小さめに切り込みを開けた方が、入れるときにぴったりハマって気持ちが良いですよ。
せっかくカラフルなネームホルダーなので、色別のシールを貼ると仕分け要素も増えてよりgood。
2: 【総額200円】ストロー入れ
プリン用のカップとストレートミニストローで作ります。
子どもが紙パックのジュースのストローを抜き差しすることにハマっていたので作りました。カップの真ん中にキリなどで穴を開けてストローを刺します。
ちょっとストローが細すぎてまだ子どもは抜き差しできませんでしたが、気に入ってブンブン振り回していました。
小さいときはタピオカのストローなど太いもので作った方が良いかもしれません。
引っ張り出す
子どもは引っ張り出すのが大好きですよね。
気がつくとティッシュや棚の本が引っ張り出されてめちゃくちゃに! なんてことも……。そんな子どもの欲求を満たす教具を作ってみました。
3: 【総額500円】無限ティッシュ
こちらは、フェルトとウェットティッシュケースで作ってみました。フェルトはカラフルなものだと視覚も刺激されるのでより良さそう。
作り方は簡単! フェルトを互い違いに折って重ね、ケースから出すだけ! 布の素材を一枚一枚変えても面白そうですね。
分ける
モンテッソーリ教育では、秩序立てて分けるという作業が重要視されます。そんな教具を作ってみました。
4: 【総額400円】ポンポン仕分け
氷のトレイ、手芸コーナーにあるデコレーションボール、カラーシール、シュガートングで作ってみました。氷のトレイにカラーシールをランダムに貼るだけで完成です。
最初はトングを使って、指先が器用になってきたらシュガートングで、もっと成長したらお箸を使って、ボールを色分けしていきます。
氷のトレイがちょうどボールにぴったりのサイズなので、入れるのが楽しくて私もハマってしまいました!
最初は氷トレイではなく、小さなタッパーから初めても良いかもしれませんね。