子どもが突然「ペットを飼いたい」と言い出したらどうしますか?

いくらペットとはいえ一生大切に育てていかなければならない家族です。安易に決められない…と悩むママがほとんどでしょう。

そこで、筆者が「実際に子どもの希望がきっかけでペットを飼うことにした」というお宅に、現状を調査してみました。「子どもはきちんとお世話をしているのか」「しっかり可愛がっているのか」などをチェックしてみてください。

「ペットを飼いたい」の子どもの声に悩むママは多い

「犬を飼いたい」「ハムスターが欲しい」「猫を育てたい」など、動物が好きな子どもであればペットと一緒に生活することに夢を見ることがあります。

実は、筆者の家でもありました。テレビの動物番組や動物園のふれあいコーナーなどでの体験により、「ウチもハムスター飼いたい!」と言い出したのです。

猫や犬よりは飼いやすいとはいえ、毎日お世話をしなければならないこと、安易に放棄できないことなどを考えると、かなり悩みました。しかし「毎日の世話は自分でやること」を条件に、1匹の赤ちゃんハムスターを迎えることにしたのです。

我が家を含め、子どもの「ペットを飼いたい」という声に悩み、飼う決断をしたママは一定数存在します。

次項からは「飼った後の各家庭の状況」についてご紹介します。

実際にペットを飼ってあげた家庭の子どもの様子

子どもの希望によりペットを飼う家庭の多くは「子どもが世話をすること」を条件としています。

しかし、気になるのが「本当に世話をし続けられる?」「途中でペットに飽きるのでは?」といった不安点でしょう。ここからは、実際にペットを飼い始めたママに、リアルな現状を聞いてみました。

お世話をし続けているケースが大半

今回お話を伺った家庭は、ペットを飼い始めてから数か月~数年と差があったもの、大半が「子どもがお世話をし続けている」とのことでした。

ペットを飼い始めてからの年月が長い家庭に関しては「一時期は面倒くさそうだった」といった声もありましたが、いつの間にか習慣化していて「お世話をすることが当たり前」「お手伝いの感覚でやっている」というケースが多かったです。

ちなみに、お世話の内容は「餌やり」「飲み水の入れ替え」「トイレ掃除(主に糞を取り除く作業)」の3つ。犬を飼っている家庭は、登下校の都合により「夕方のみ散歩している」といった声がありました。

途中でお世話をしなくなってしまった家庭も

「ペットを飼いたい」と言ったものの、いざお世話を始めてみたら想像以上に手間がかかり、いつの間にかやらなくなってしまった…といった声もありました。

また、お世話をしなくてしまった家庭は「飼い始めてから数週間~3か月」の間で、お世話を断念してしまったケースが多く、比較的短期間で挫折してしまったようです。

飼ってみないと我が子がきちんと世話をするのか分からないものですが、やはりいざ世話をしなくなってしまうと、ちょっぴり残念ですね。

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