我が子の場合は気持ちに「波」があった

我が家は本記事の前半で触れたとおり、子どもの「ハムスターを飼いたい」という声で、ハムスターの赤ちゃんを迎え入れました。

ハムスターを飼い始めて半年が経過しましたが、体調不良や園のお泊り会など、特別な事情がない限りは、毎日自分で餌やりから飲み水の交換、トイレ掃除までしっかりとこなしています。

とはいえ、半年の間で本人の気分には波がありました。「お世話は手間がかかるし、大変だけどハムスターがかわいいから楽しい!」という時期と、「お世話は正直面倒臭い…。でも自分が飼いたいって言っちゃったから…」という時期の2つです。

自分なりにいろいろと考えながら、気持ちを整理していき、ハムスターのお世話と向き合ったのかもしれません。

ペットを飼う上で知っておきたいこと

子どもが「ペットを飼いたい」と言い出しても、安易に飼えないのが事実。しかし、もし飼うことになっても、あらかじめ知っておいてほしいことがあります。

それが「子どもの性格をヒントにしても、アテにならない」ということです。「我が子は真面目だし、面倒見が良い性格だからペットを飼ってもきちんとお世話をするだろう」と思っても、いざ飼い始めたらすぐにお世話をやめてしまったといった声が複数挙がっていました。

毎日近くで子どもを見ている分「きっと大丈夫」と思うこともありますが、ペットのお世話が続けられる理由にはならないようです。

子どもの性格を基準にして、ペットを飼うかを判断することも大切ですが、必ずしも「お世話をやり遂げられる」という根拠にはなりませんので注意してください。

今回は、子どもが「ペットを飼いたい」と言い出したのをきっかけに、ペットを飼い始めた家庭のリアルをご紹介しました。

多くの家庭が「きちんと今でもお世話をしている」と回答している一方、一部では「お世話をやり遂げることができなかった」と答えています。

安易に判断せず、子どもと一緒に「デメリット」についてもしっかりと話し合い、「それでも飼いたいか」を改めて確認してみるといいかもしれません。