そろそろ、子供の卒園が近づいてきて、少し寂しい気持ちになっているママもいるのではないでしょうか?

しかしそんな郷愁に浸れるのも束の間! 小学校入学準備だけではなく、保育園の謝恩会の準備なども入ってくるのです。

そこで今回は謝恩会の準備や当日をスムーズに進ませるテクニックなどについて紹介します。

謝恩会って何?

子供がお世話になった保育園や先生たちに感謝を示す催しのことを謝恩会といいます。会費や企画に運営は保護者が担うことになります。

卒園式のメインは、卒園する子供たちです。そのため、保護者や子供が保育園に感謝を伝えられる時間は限られていますよね。

そこで卒園式のあとに別の催しとして、お世話になった先生や保育園に感謝を伝えるために「謝恩会」があります。

会費の負担はもちろんのこと、運営や企画をしなくてはいけないので「保育園児の親としては時間がない」と焦る人も多いでしょう。

しかし、「普段はゆっくり話せないママと仲良くなれる」というメリットや「子供の卒園にあたって親として貢献できた」という達成感もあり、働く保護者にとっても謝恩会はデメリットばかりではありません。

保育園の保護者が謝恩会を成功させるコツ

1: チーム分けする

ひとクラスあたりの保護者となると大勢います。

そのため話し合いのために集まることも難しく、議決をとりたいときも意見がまとまらなくて困難になってしまいます。

謝恩会にまつわるタスクは分業にするのが基本。大まかにチーム分けをして、その項目にまつわるタスクはチーム内で解決してもらえると話がまとまりやすくスムーズです。

2: 飲食などは外注に頼る

謝恩会は飲食を伴うこともあります。その場合は、ケータリングや宅配サービスを利用すると手間が省けるでしょう。

スーパーなどでオードブルを頼む場合もあるでしょうが、忙しい当日に「オードブルを取りに行ける保護者がいるのか」など人員を必要とすることも多く、現実的ではありません。

しかし、飲み物やお茶菓子などは、コストを抑えるためにも前もって安いスーパーで調達しておくといいでしょう。

3: ネット通販を駆使

謝恩会では先生方や保育園に寄贈するものを揃えなくてはいけない場合もあります。

働いていて平日に動くことは難しいのが保育園の保護者です。休日も兄弟によっては乳児がいることもあり、長く外出するのは労力が伴いますよね。

ネット通販を駆使して、物品を揃えていくのが賢い選択です。通販で頼む場合も、収支はしっかりと把握しておきたいので、注文する際は備考欄に「領収書をください」と書くのがおすすめです。

4: 早めに動く

働きつつ育児をこなし、なおかつ謝恩会という催しを企画するためには、前もって動くことが大切になります。

早めに動いておくことで、トラブルがあっても慌てずに対処できるでしょう。

まずはプログラムを決めて、チーム分けをすることで、分担がしやすくなります。ここまでは秋や遅くとも年末年始までには決めておきたいですね。

年長になった4月のタイミングで謝恩会の話を持ち出し、運動会などの行事の際にこまめに話し合っていくのもいいでしょう。