彼氏・夫との価値観の違いをすり合わせるには?

定期的に話し合いをする

例えばこちらは感染対策を徹底しているのに、一緒に暮らしているパートナーはそれほど真剣には対策をとっていないとなると、それはそれでかなり精神的な負担になりますよね。

価値観のすり合わせが必要と感じているなら、定期的に話し合いをしましょう。晴れた日には外へ出たくなりますが「楽しい」だけを優先していても二人の価値観はズレたまま。お互いに頭の中で考えていることは言葉にしない限り、相手にはまったく伝わらないかも。

投げやりな言い方ではなく、丁寧な言い方に

話し合いをするときに気がつくと、自分の意見が正論だからあなたは私に合わせるべきよ、というニュアンスで伝えてしまうときはありませんか? 話し合いは、あくまでも二人の価値観に善悪をつけるのではなく、妥協案を探したり、二人ならではの結論をまとめたりする時間です。

あまりにも投げやりな言い方で自分の気持ちを伝えても、彼氏や夫はただイライラするだけで、伝えたいことが伝わりにくくなっている可能性があります。

お互いにイライラしたときは大きく深呼吸。丁寧な言い方を意識するだけでも、話し合いの状況は変わってくるかもしれません。

家事分担を今まで以上に明確に

AさんもBさんも「家事をしないパートナー」に腹を立てていることが分かります。どちらのケースも、女性側も働いています。働いているのは同じなのに、どうして自分だけがこんなに頑張らなければいけないのか分からなくなるのは当たり前です。

できればパートナーとは定期的に話し合い、コロナ禍だからこそ家事分担をこれまで以上に明確にしておいたほうが良さそうです。

家事が発生するたびに「ちょっとやっておいて」と頼むよりも、たとえば家事の中でも比較的スキルがいらないお皿洗いや洗濯だけでも手伝ってほしいとお願いしておくことで、自分の心の平穏をきっと保てるようになりますよ。

コロナ禍に入ってズレてしまった二人の価値観は早めに調整しておきましょう。今はコロナ離婚というフレーズが登場しているほど、誰もがピリピリしながらどうにか毎日を乗り切ろうと頑張っています。

本来ならパートナーは、一番の味方であるべき存在。いつコロナ禍から抜け出せるのか分からないからこそ「今ここ」に立ち返ることで、二人の関係性も良い方向へと進んでいくはず。