初産のママにとって、最初の大きな買い物といえばベビーカー。
初めて使う楽しみもありつつも、決して次々と買い替えられる物でもないことから、いざ購入するとなると、納得いくまで検討したくなりますよね。
とはいっても、何を基準にしてベビーカーを買ったら、「失敗した!」と思うことがないのかは、経験がないため分からないものです。
ごく最近出産をされた、先輩ママ達はというと“あること”にこだわりを持ってベビーカーを選んだようですが、どうやら思わぬ不満もあったそう。
そんな不満も参考に、今年発売されたばかりの注目のベビーカーを見てみませんか?
ママたちがベビーカー選びで重視したポイントは?
2020年1月、ベビーカーを使用する0歳~3歳の子どもを持つ20代~40代の母親500名を対象にしたアンケート結果によると、ベビーカー選びにおいて、多くのママが重視しているのは“軽さ”だそう。
“軽さ”といっても、捉え方は様々ですよね。
そこで「軽さを重視してベビーカーを選んだ理由は?」という質問に対して、「持ち運びしやすそうだったから」と答えたのは、76%!
実際に赤ちゃんを連れて移動すると、大人2人の移動では想像もできない、身動きの取りにくさを、ひしひしと実感するからでしょう。
しかし、軽さ“だけ”を追求して選んだ末に思わぬ不満が出ることも!
軽量ベビーカーを使って困ったことは?
持ち運びする際の軽さ重視で選んだベビーカーを使っているママ(272名)に、使用感を聞くとなんと71%が「使いにくい」と回答。
その理由はというと「段差が乗り越えづらい(66%)」「押しにくい(39%)」「ひっくり返る・倒れてしまう(36%)」とのこと。
2児を子育て中の筆者もそうでしたが、確かに小さな段差でもなかなか乗り越えられなかったり、ハンドルに買い物袋を下げたときひっくり返ったりということが起こりました。
本体の軽さとフレームの剛性は反比例することが多いため、段差でスムーズに進まないなどの走行性が失われやすいそう。
軽さを最重視した設計がゆえの弊害です。
持ち運び軽くて、スムーズに動けて、子どもが成長してストレスなく動かせるベビーカー。これが、ママが欲しいベビーカーの必須条件なんですね。