赤ちゃんとの手軽なお出かけに便利なのが、抱っこ紐。

ベビーカーをたたんだ時にも、ママバッグに入れておけば、抱っこ紐で移動ができます。赤ちゃんがぐずってしまった時も、抱っこ紐であやしたり、移動以外にも活躍する定番の育児グッズです。

抱っこ紐には、新生児から1歳児まで、なかには20キロになるころまで使えるものもあります。長く使うものだから、上手に選びたいですよね。今回は、赤ちゃんの抱っこ紐を選ぶときに重要なポイントを5つ紹介いたします。

いつから使えて、何歳まで使えるかをチェックする

抱っこ紐には、生まれてすぐの新生児から使えるものと、首が座るようになった3カ月~4カ月から使えるものがあります。

新生児用の抱っこ紐は、アタッチメットやインサートと呼ばれるクッションのような入れ物を抱っこ紐の中に入れることで、新生児を抱っこできるようになります。取り外し可能なので、首が座るようになれば、そのまま使えるようになります。

新生児の頃から、通院や外出などで抱っこ紐が必要な場合は、インサートが付属されたものを選ぶようにしてください。インサートを自作をする人もいるようですが、赤ちゃんの安全を考えたら危ないので、絶対にやらないようにしてください。

抱っこ紐は、主に24カ月(2歳)までを使用年齢としているものが多いです。1歳から1歳半ごろになると、一人歩きができるようになるので、抱っこ紐を使う頻度も減ってくるかもしれません。しかし、小柄な子どもや、ケガや熱でぐずった時など、2歳を過ぎても使う機会ももちろんあります。

人気抱っこ紐メーカーのエルゴのシリーズは、20キロまで使えるとなっています。20キロというと、女児なら7歳、男児なら6歳とかなり大きくなっても使える仕様になっています。

新しい抱っこ紐の購入を検討しているのなら、何カ月から何歳まで使えるのかもよく見て検討してみてください。一個の抱っこ紐で済ませようと考えているのなら、長く使えるものを選ぶのがお得です。

前抱っこと対面抱っこどちらにも対応しているものを選ぶ

最近の抱っこ紐は、赤ちゃんの顔がママの方に向く対面抱っこだけではなく、赤ちゃんの顔が正面に向く前抱っこも主流となっています。

前抱っこは、赤ちゃんが外の景色を見られるため、一緒に景色を楽しんだりできます。好奇心旺盛な赤ちゃんなら、何か見ながら笑顔になったり、情緒も豊かになります。

通常の対面抱っこだけではなく、前抱っことして使えれば、散歩の用途で使い分けることもできます。さらに、おんぶもできる抱っこ紐だと、赤ちゃんが泣いて愚図った場合など、背中に赤ちゃんを背負ったまま、料理を作ったり、家事ができます。

今は、腰のあたりで赤ちゃんを抱えるように抱く、腰抱きもできる抱っこ紐もあるので、新しく購入するなら、2wayや3wayで使えるものを検討してみてください。