子どもを上手に叱ってくれた!

「ママ友に我が子を叱られた」というのは、一歩間違えるとトラブルにもなりかねないもの。

しかし、信頼できるママ友が我が子のためを思って叱ってくれることは、ママ自身にとっても子育てを見直すきっかけになるかもしれません。

現在は大学生と高校生になる息子さんを育てるまるぷうさんは、長男が4歳の時、お友達の家に親子で遊びに行った時に、キッチンの扉を勝手に開けてしまった息子さんにママ友が「よその家のキッチンの扉を勝手に開けてはいけないのよ」と注意してくれたそう。

ただ注意するだけでなく、息子さんの気持ちを理解したうえで、「探し物があるときはどこにありますか?」って聞くんだよ。とわかりやすくアドバイス。

息子さんがその通りに質問できると、「上手に聞けるね!さすが◯◯くん!」と褒めてくれたそう。

ママ友いわく、「男の子って現行犯で、しかも、よそのママに注意された方が効果ある」のだとか。

まるぷうさんは、このママ友の愛のある行動がとても嬉しかったそう。よその家の子どもを注意するのはとても勇気がいりますが、信頼関係があり、相手のためを思った行動であればその心は伝わるはずです。

役立つ情報を惜しみなく教えてくれる!

同じコミュニテイに住むママ友からの情報は貴重なもの。「あそこの小児科がよい」「キッズスペースがあるカフェを見つけた」など役立つ情報を交換できると助かりますよね。

子どもができる前は「ママ友はいなくてもいいのでは?」と思っていたという、あん子さんも、今ではママ友からの情報に助けられているといいます。

なかには、「あの児童館は1日に1回必ず玩具を消毒してる」「子連れイベントの限定開催がある」など、口コミでなければ知り得ない情報まで!

それにあん子さんは、ママ友が子どもを色々な場所で遊ばせたり、遊びや食事などを工夫している様子を見て、自身の子育てに対する意識が変わったといいます。

必要な情報を共有でき、お互いに刺激を与え合える。身近にこんなママ友がいることで、子育てもグンと楽しくなりそうです。

いかがでしたか。現在は「ワンオペ育児」も問題になっていますが、信頼できるママ友がいることで、悩みが共有でき、少し気持ちがラクになることもあるでしょう。

同じように子育てを頑張るママどうし、楽しみながら、良い付き合いが続けられるといいですね。

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。