梅雨が明ければ、夏が来ます。

子どもと水遊びしたり、何かと親も薄着やもしかしたら水着にも、なる機会が増える季節です。

ダイエットしなきゃ!と慌てて取り組み始めているママもいるのでは?

でも、そのダイエット、一時的に「がんばって」するもの、になっていませんか?

「ダイエットは“がんばらないもの”」「美しくなるのに“努力”はいらない」と豪語するのは、モデル&ビューティースクール「sen-se」代表の豊川月乃さん。

努力もしないでダイエットできて美しくなれるなんてありえない!と思うかもしれません。

今回は、豊川さん監修の『心とカラダが若返る!美女ヂカラ プレミアム』より、無理せずダイエットが続くコツをご紹介します。

ダイエットに成功する人・しない人の違いとは?

まず、ダイエットに成功する人と失敗する人には、どんな違いがあると思いますか?

意志の強さ? スポーツが好きかどうか?

答えは、「計画的で、自分の感覚を大事にできる」かどうか、です。

まず、ダイエットに失敗する人は、「◯◯ダイエット」などの目新しい情報にすぐ飛びつき、実践して目標体重になったら油断してやめる、などの繰り返しをしています。

一時的な感情に流されやすく、「誰かなんとかしてくれないかな」などとダイエットに対して受身的な考えがあります。

ダイエットに成功する人は、自分を客観的に見ていて、過去の分析や将来の計画を立てるのが得意。「ちょっと太ってきたから食生活を見直そう」「甘いものを食べすぎちゃったから今日は駅ひとつ分余計に歩こう」など、自分のカラダの声をしっかり聞いてその都度調整ができます。

自分が「◯◯ダイエットが流行っているからやってみよう」「あの芸能人がやっているから私も!」などと情報に流されやすく飽きやすいタイプだと自覚がある場合、まずは冷静に自分を分析するところから始めましょう。

ダイエットはがんばらなくてもいいものを選ぶ

では、具体的にどんなふうにダイエットをしていったらいいのでしょうか?

さきほど、豊川さんの「ダイエットは“がんばらないもの”」という言葉を紹介しましたが、まさにこれが1番の秘訣だそうです。

正しくは、「“がんばらなくていい”ものを選ぶ」ということです。

やせようと思うと、つい「がんばるぞ!」と意気込んでしまいがち。これが、続かない原因なのだそう。

がんばるがゆえに、いきなり「夕飯を抜く」とか、「朝マラソンをする」などとハードルが高い目標を設定して、息切れしてやめてしまうのです。

「がんばってやせる」のではなく、ゆる~く続けられるダイエットを選んで、生活の一部にしてしまうのが、「がんばらないダイエット」のコツ。

バランスの良い食事を選んだり、電車の中でちょっと足が疲れたらかかとを上げ下げするなどの「大変すぎない」こまめな運動を取り入れるなど、「やせる」というよりまず「体を健康にする」ことを意識するのが良いそうです。