期限つきの目標よりイメージが大事!
そしてもう一つやりがちなのが、「期限つきの目標を立てる」ことです。
「○月○日までに、○kgやせる!」という目標は具体的でモチベーションにもなりますが、その分自分を追い込むことになるので無茶をしたり挫折しがち。
さらに、ダイエットはツライものだというイメージがつき、リバウンドを招くことにもつながります。
それよりももっと「がんばらないダイエット」に最適なのは、「なりたい自分の姿をイメージする」こと。
「産前はけていたスキニーデニムをおしゃれに着こなしたい」とか、「子どもと海に行ったときにビキニを着ても恥ずかしくない体でいたい」とか、「憧れのモデル◯◯みたいなスタイルになりたい」とか、なんでもいいんです。
「どうせ無理」と考えず、想像して楽しくなるようなイメージをふくらませて、ダイエットのモチベーションにつなげてください。
品数の多い「幕の内弁当」のような食事が理想的
先程、バランスの良い食事を選ぶという方法にも触れましたが、やはり食事は大事。
忙しいとつい、丼ものやラーメンなど、一品料理に頼ってしまいがち。
ですが、理想はいろいろなものを少しずつ食べる「幕の内弁当」のような食事です。
お腹を満たすというより食事を楽しむことを意識して、いろいろな料理を少しずつ味わって食べるのです。
でも、それこそ忙しいママには何品もおかずを用意するのが苦痛!という人も多いかと思います。
そんなときは、コンビニやスーパーのお惣菜でも構いません。豆腐を切って出すだけ、もずく酢や納豆をパックから出すだけ、などもカンタンですね。
市販のお惣菜も上手に取り入れて、品数を揃えて栄養バランスをよくするだけでも、ゆるいダイエットにつながります。
とはいえ、品数が多いからって食べすぎず、いろいろなものを少しずつ食べて、“腹八分目”を心がけて。
無理なく続けられるちょっとした工夫5つ
ダイエットはゆるくても「続ける」ことが大事です。
最後に、無理なく続けられる工夫をいくつか、紹介します。
1.お菓子は「特別なときに食べるもの」
お菓子が肥満の原因だとわかっている場合、やめるに越したことはないのですが、毎日食べていたものをやめるのはストレスですよね。
なのでまったくとらないのではなく、頻度を減らしたり、スペシャルなときのごほうびとしてお菓子を食べるようにしましょう。
2.盛り付けるお皿を変えてみる
食事は同じ量でも、大皿に盛るより小皿に盛ったほうが量が多く見えます。この視覚効果を使えば、少しの量でも視覚から満足感がアップできますね。
3.満腹感がほしいなら歯ごたえのある野菜をまず食べる
ダイエット中は腹八分目とわかっているけど、どうしてもお腹いっぱいになりたい! そんな誘惑に囚われたときは、まず野菜から食べるのがオススメ。
居酒屋なら、お通しで塩ダレキャベツが出てきたりしますが、そんな歯ごたえのある野菜料理をまずとっておくと、満足感が得られるそうです。
4.夕食が遅いときは小まめなおにぎり作戦
仕事で夕飯を食べるのが遅くなるパパに有効な作戦です。
仕事の合間におにぎりを食べ、帰宅後は野菜とおかずを少量だけ食べるなど、小分けにすると良いですよ。
5.夜に飲み会があってもランチはセーブしないで
「今夜は飲み会だから、お昼は控えておこう」とすると、計画的なようですが、飲み会でのドカ食いを招く恐れがあります。
ランチは普通にとり、飲み会での飲食の計画を「お酒は2杯まで」「油ものは控えよう」などと前もって考えておくと、食べ過ぎを控えることができます。
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いかがでしたか?
いずれも、日頃の心がけを少しずつ変えていくだけで、ゆるく続けられそうなことばかりですよね。
『心とカラダが若返る!美女ヂカラ エクセレント』では、ダイエット以外にも、スキンケアやストレッチ、心のあり方など「美しくなる」ためのいろいろな方法が紹介されています。
やせたい、美しくなりたいと考えるママはぜひ一度手にとってみてくださいね。