『王家の紋章』再演の本番期間中にあったんです。
実は、オーディションのお話をいただく前に、本当にたまたまなんですが、帝国劇場のホームページを見ていたんです。
“今年はあと、どんな舞台が上演されるのかな? ”
と思いながら他人行儀で見ていたら、ユーミンさんのポスターを見つけたんです。それで“どんな舞台なんだろう”と思ってすぐに検索をして。だけど、そのときはまだ詳細が分からなくて、分かったのは、
“ユーミン×帝劇vol.3が11月末〜12月末まで上演される”
ということだけだったんです。“どういう舞台なんだろう、観に行けたらいいなぁ”と、思っていたところに、
「近々オーディションがあるので来ていただけませんか? 」
というお話をいただいたんです。
自分も気になって検索していた作品だったので、“ご縁”を感じて「ぜひ、オーディションを受けさせてください」ってお返事しました。
それで、オーディションのときに「実は、寺脇さんも出演されるんですよ」と聞いて、“えーーーー!!?? ”ということになったんです。“一緒にお仕事したい! ”っていう感情も生まれて、
“オーディションに受かりたい”と思っていたので、オーディションはいつにも増して緊張しました。
ーーやはりオーディションの緊張感はすごいものがありますか?
緊張しない人なんていないと思います!!
これまでに何度かオーディションという場を経験して、その緊張感のすごさをもう知ってしまっているから。それを知っていてその場に臨むのは、もう耐えられないくらい緊張するというか…。
でも、“やってみたい”と思える作品のオーディションを受けさせていただけるのは本当に嬉しいことで。それにひとつのチャンスだとも思ったので、今回の結果を出せたことが嬉しいです。
結果が出るまでは少し時間があって不安もあったんです。でも、『王家の紋章』の再演が終わって、少し経ってから結果が分かって。嬉しかったですね。
ーー今回はユーミンさんの歌と、演劇が融合した舞台で、ミュージカルとはまた違った要素があるようですね。ユーミンさんの曲についてはどうですか?
(編集部註:取材日は7/28)
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