夏も終わりに近づき、そろそろトレンドも秋仕様にガラリと変わる時期の到来です。
けれど、トレンドだからと言って全部の流行が“若見えが狙えるスタイル”かと言えば、それはまた別のお話ですよね。
せっかく流行を意識しても、周りから(おばさんくさい…)と思われていたらガッカリ!
そこで今回は、女性が闇雲に取り入れてしまうと、おばさんくささがグッと際立ちかねない2017年秋冬トレンドのオシャレを時短美容家の私、並木まきが3つご紹介します。
1・短い爪
今年は、久しぶりに短い爪がトレンドの兆し。とは言っても、自爪ではなく短めの爪にダーク系のカラーを入れたネイルが流行しそうです。
「本当は短い爪が好きだけど、これまではムリして爪を伸ばしていた」と言う女性には、「朗報」なトレンドの到来ですよね。
けれど、ちょっと待って!
ネイルは、ヘアスタイリングや洋服との調和がとれてこそ、オシャレ感が引き立つパーツ。
ですので、ファッションとの調和を無視して単なる“短い爪”だけを取り入れてしまうと、生活感のほうがトレンド感に勝ってしまい、おばさんっぽい印象を強めることがあります。
短い爪でトレンド感を出すには、トップスやボトムスにもトレンド感を加えるなど、調和を意識したほうが安全です。
2・モーブっぽいボルドーリップ
今年の秋は、モーブっぽいボルドー系のリップも久しぶりに大流行しそうな気配。
コスメメーカーからは、バリエーション豊かなボルドーリップが新発売されていますし、ちょっとオトナっぽさも演出する便利なカラーでもあります。
そして、モーブ系ボルドーの唇は、塗るだけで秋らしい雰囲気になるので、早速トレンドをメイクに取り入れていこうとしている女性も少なくないはず。
けれど、こちらもちょっと待って!
モーブ系のカラーには、青みがかった色みが入っているので、女性の肌を実物よりくすんで見せてしまうことがあるのです。
普段のメイクで特別に“くすみ”を気にしていない女性でも、特に30代以上の女性は20代前半の頃と比べればやや肌の鮮やかさを失っていることも少なくないだけに、青みカラーはリスキーです。
今年っぽいモーブ系ボルドーを選ぶときには、肌をくすませないモーブを選ぶのがベター。青みよりもパープル感が強いモーブのほうが、全体のくすみを軽減できます。