会員制倉庫型店「コストコホールセール」では、国内外のブランドによるバラエティに富んだ商品が、リーズナブルな価格で手に入ります。食料品をはじめとした多くの商品が、業務用サイズで販売されているのがコストコの特徴のひとつ。そのため、上手に活用すれば家計の節約に一役買ってくれること請け合いです。
多くのご家庭で毎日のように食べるものといえば、「お米」。ご家族に育ち盛りのお子さんがいらっしゃるなら、日頃の消費量はかなりのものになるでしょう。だからこそ、お米はなるべく低価格で入手できたら嬉しいですよね。
2021年2月現在、「楽天西友ネットスーパー」にて販売されているお米(5kg以上)の中で最安値だったのは、「神明 お米の達人が選んだ 吟撰米 5kg」の1825円(税込)で、1kg当りの価格は365円でした。こちらも充分お買い得な価格ですが、コストコには、さらに低価格のお米があるんです。
ということで、本稿では「とにかくお買い得なお米を手に入れたい!」という方におすすめしたい、コストコのお米を5つ紹介します。1kg当りの価格で選ぶのもよし、産地や内容量を考慮してお好みのものを選ぶのもよし……ときには銘柄を変えてみるのも一興かもしれませんね。
木徳神糧 新潟産 ゆきん子舞 10kg 3198円(1kg当り 約320円)
新潟県は、作付面積・収穫量ともに全国1位と言われるほどの米どころ。代表的な品種は「コシヒカリ」ですが、ほかにも多種多様なお米が生産されています。こちらの「新潟産 ゆきん子舞」もそのひとつです。
ゆきん子舞の特徴は、しっかりした食感と適度な歯応えがあること、そして粒が大きめであること。また、粘りが少なく、味わいはあっさりとしています。そのため、コシヒカリのような甘みや粘りの強いお米が好きな方からすると、やや物足りないと感じるかもしれません。
一方で、お米が主張しすぎない分、おかずの味を引き立ててくれます。粒にパラパラ感があり、油との相性が良いので、チャーハンや丼ものなどの料理にもぴったり。なにより、米どころ新潟産という信頼性の高さがポイントです。
アイリスオーヤマ 低温製法米 宮城ひとめぼれ 10kg 2998円(1kg当り 約300円)
「コシヒカリ」とコシヒカリの子「初星」を交配して生まれたお米「ひとめぼれ」。宮城県が主産地で、名称には「ツヤのある粒の美しさと食べたときのおいしさにひとめぼれしてほしい」という思いが込められているのだとか。粘り、ツヤ、味、香りのバランスが良いため、万人受けしやすいお米として知られています。
商品名にある「低温製法米」とは、精米・包装を15℃以下の工場内で管理し、お米の鮮度とおいしさをキープしているということ。加えて、開封前は袋が密封されているので、酸化や湿気、におい移りなどから守られています。
粒には適度な粘りがあり、口当たり柔らか。旨みと香りは強すぎず、あっさりした上品な味わいです。和・洋・中を問わず幅広い料理に合うほか、たまごかけご飯にも適していますよ。