5: キムチ

矢崎「キムチもちょい足しにおすすめです。納豆に含まれる食物繊維には、排便促進など、さまざまな働きがあります。

その納豆に、発酵食品の仲間であるキムチを足すことで、食物繊維と同じく腸内環境を整える手助けをしてくれます」

おすすめの納豆アレンジ料理

ここまでご紹介した5つの食材は、納豆にちょい足しするだけでもお得ですが、これらの食材を使ってさらにアレンジすることもできるんです。

矢崎さんは、次の2つの納豆アレンジ料理を教えてくれました。

1: 納豆ネバネバ丼

矢崎「ごはんの上に納豆、しらす、オクラをのせるだけの超簡単丼ぶり。

オクラは解凍するだけで食べられる、冷凍輪切りオクラが手軽でおすすめです。

さらに、お好みで温泉卵をのせたり、めかぶや長芋、モロヘイヤなど、他のネバネバ食材と合わせてもおいしく食べられますよ」

2: 納豆おろしパスタ

矢崎「ゆでたパスタに納豆、大根おろし、めんつゆを加え、青ねぎを散らした和風パスタです。

大根おろしや納豆の成分は熱に弱いため、加熱せず、ゆでたパスタに加えるのがポイントです」

何気ない日々の納豆のちょい足しも、栄養を考えて行えば、おいしいだけでなく、家族の健康もキープできそう。ぜひ積極的に取り入れましょう!

家族皆で好みの味を探してみるのも楽しいですよ。

【取材協力】矢崎 海里さん
管理栄養士・発酵食スペシャリスト。大学卒業後、企業で管理栄養士として働く傍らWebメディアでコラム執筆、レシピ作成などを担当。
 

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