人気ゲームへのオマージュ満載の周遊体験型サイト。 その裏に隠された物語とは?
2021年2月、期間限定のサイト「かまえにたちよる」がオープンしました。
名作ノベルゲーム「かまいたちの夜」と見間違えそうですが、大分県佐伯市蒲江の魅力をオンラインで体験して遊べるサイトとのこと。
なるほど、「蒲江に立ち寄る」なのですね。(なお、本家のゲームを全然知らなくても楽しめます)
ゲーム感覚で蒲江の魅力を味わう
アクセスはパソコン・スマホのどちらからでも可能です。筆者はパソコンから立ち寄ってみました。
まず驚かされるのは、サイト上のロゴやアイコン。明らかにゲーム「かまいたちの夜」を意識しています。
勝手なパクリではなく、正式に許可を取っているという手の込みよう!
では、スタート!
主人公の誘と妻の真海、娘の花子の三人家族の物語です。本家の主役カップルが「透と真理」だったと覚えていたので、ニヤリとしました。
各ページ上部には動画画面があり、下の「選択肢をみる」をクリックすることで具体的な選択肢が表示されます。
初回は動画を見て物語を味わったうえで、選択肢を見るのがおすすめ。「何でこの話の流れから、こんな選択肢に!?」という意外性を楽しめます。
約2分の動画を見たら、いよいよ最初の選択肢を開きます。Bの「花子に聞く」を選び、なんやかんやあって釣りをすることになりました。
その後もう一回選択肢を選び、オヤジジョークで妻と娘に白い目で見られるものの、最後はしっかり尊敬を獲得。そして……
「アクティビティ編 END1 終」と出て終了。蒲江の水産資源の豊富さはわかりました。……が、やや物足りなさも感じます。
実は、結末はひとつでなく、「トゥルーエンド」があると書かれています。ゲーマーとしては、是非見つけたい! ただあせらず、ページ内の他情報にも立ち寄ってみましょう。
ゲーム中の全ページに、登場したスポットや関連の特産品の紹介へのリンクがあります。
スポットの紹介では見どころやアクセスなども載っています。さらに特産品は、説明に加えて購入サイトへのリンクもあり、お取り寄せ可能です。