子どもの成長を促し親子の絆を強くする「甘えさせ」ポイント

子どもの精神的成長を促し、親子の絆も強くしてくれる「甘えさせ」のポイントを4つご紹介します。

1.スキンシップをとる

乳幼児期には子どもとたっぷりスキンシップを取っていたけれど、小学校入学以降、徐々にスキンシップを取らなくなる家庭は多いです。

「もう○年生だから」「○歳だから」という理由で、一人部屋を与えたり、一人で寝させたりすることも多くなります。

体が大きく成長しても、学年が上がっても、子どもの心はまだまだ不安定です。親に優しく抱きしめてもらえると、愛情を持って触れてもらえると、安心します。

体の大きくなった子どもが抱っこや膝枕をねだってきたり、くっついてきたら、戸惑いから思わず拒否反応を見せてしまうかもしれません。

親から積極的にスキンシップを取りに行く必要はありませんが、子ども側からの要求には応えてあげたいですね。

2.話を聞く

子どもは自分の話をするのが大好き。「ねえ、ママ」と、頻繁に話しかけてくるのは、子どもの甘えから来る行動の一つです。

親に自分の話を受け止めてもらえると、子どもの心は満たされます。「明日からまた頑張ろう」という気力も湧きます。子どもが話しかけてきたときは、耳を、心を傾けて聞いてあげましょう。

その際、話の途中でダメ出しや否定、アドバイスをしたくなるかもしれませんが、グッと我慢。

子どもは親の話を聞きたいわけではなく、自分の話を受け止めてもらいたくて話をしていることを忘れずにしましょう。

3.子どもの行動・答えを待つ

子ども側から引き出される行動や答えを待つことも、子どもの成長のために必要な「甘えさせ」の一つです。

子どもがやるべきことをなかなかやらなかったり、できなかったりすると、アレコレ言いたくなるかもしれませんが、なるべく指図やアドバイス、手助けせず、自主性を大切にしてあげたいものです。

少しの失敗や遅れ、傷つくことや、恥をかくことも「子どもにとって必要な経験」と思って、信じて見守る強さを持ちたいですね。

「ママはアレコレ言わないで、私の答えを待っててくれている」と思うと、子どもの親に対する信頼感は増すものです。

4.褒める

子どもは親から褒められるのも大好きです。

「あまりに褒めすぎると調子に乗るんじゃないか」「天狗になってしまうんじゃないか」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、“叱るべきときにしっかり叱る”ということを普段からちゃんとできていたら、そんな心配を抱く必要はありません。

褒め言葉はたくさんかけてあげましょう。その際、『点数をつけられるもの』だけではなく、『点数のつけられないもの』を特に褒めることが大切です。

『点数をつけられるもの』とは、学校のテストや成績表、習い事の進級など。そして、『点数のつけられないもの』とは、その子自身の個性や特徴、性格からくる行動のことです。

個性や特徴を親からたくさん褒められて育った子は、精神的に強いです。気持ちの切り替えが早く、挫折から立ち上がる力もつきます。

親に十分に甘えることができると、子どもは自分に自信を持ち、自然に自立への道を歩み始めます。

子どもには「甘えさせ」の方をたくさん与えてあげられるよう、意識したいですね。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]