何がダメなのかを子どもに聞く
幼児期で言語が発達している年齢なら、ゆとりをもった気持ちで「何がダメなのか」と、好き嫌いをしている理由を聞いてみましょう。
具体的に「どうすれば食べられる?」とやんわりと聞いてみるのがおすすめです。このときは決して怒らず、子どもにカウンセリングする気持ちで聞きましょう。
無理やり食べさせるのはやめる
親心に「この子がこのまま大人になっては不憫」と思うこともあるでしょう。そんな焦りから、無理やり子どもの口に嫌いなものを入れてしまう親もいます。
しかし、それは逆効果。「嫌いなものを無理やり食べさせられた」という怖い思いだけが残ってしまい、「その食べ物をみるとママが怒る」と認識されて、余計に食べなくなってしまうこともあります。
子どもの様子をよく観察する
子どもは大人に比べて言語で表現する能力が乏しいです。「なんで嫌いなの?」と聞いたところで、親が満足する答えをくれないことも多いでしょう。
理由を答えない子どもに、次第に親も疲弊してしまいます。
まずは子どもの様子をよく観察してみましょう。どういったシーンで好き嫌いをしているのかを観察してみると、意外にもパターンがあることもあるようです。
子どもと一緒に料理を作ってみる
子どもにとって、料理をするのは未知なる世界です。
それまで食べられた食材でも、昨日食卓で見たときと違う形をしていれば、怖いもののように感じられてしまうことも。
例えば、同じトマトでも焼いたのか生なのかでは、食感なども違いますよね。子どもこそ、そういった変化に敏感なのかもしれません。
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子どもの好き嫌いにもしっかりとした理由があるので、なかなか一日や数時間で克服とはいかなそうです。
親も「いつかは食べられるようになればいいな」くらいの気持ちで付き合う方が、イライラせずに済むでしょう。