「いわゆる“結婚適齢期”の俺たち。
もちろん結婚について考えてはいるけれど、仕事で重要なポジションについている俺は、昇進が決まったらそのときにプロポーズしようと決めていました。
ある日、読みたいビジネス書を探しにふたりで本屋に行き、目当ての本を見つけて彼女を探したら、ウェディング関連の棚にいるのを発見。
何も考えずに声をかけると、彼女が有名な結婚情報誌を手にとって
『こんな本、私には無縁だよね』
『でも、付録がほしいから買おうかな』
と、俺の顔をちらちら見ながら矛盾したことを言うのでちょっと息が詰まりました。
『好きにすれば』
と返したらあからさまに不機嫌になり、結局買わずに店を出たけれど、その日はずっと気まずかったです……。
でも、俺が自分の気持ちを伝えていないのもいけないと思い、後日改めて“予定”を話しました。
納得してくれたのはよかったけど、結婚情報誌ってすごいプレッシャーに感じることを知りましたね……」(33歳/営業)
プロポーズを急かす意味で結婚情報誌を彼氏に見せる女性がいますが、はっきり言って得策とはいえません。
夢と希望が詰まった表紙を見て腰が引ける男性は多く、期待されていることにプレッシャーを感じます。
また、「自分にはいらないよね」など自虐的な言葉も、かえって男性の結婚したい気持ちを萎えさせるので、口にするのは避けたいもの。
女性と同じく、男性も結婚の話題にはデリケートであることを、忘れてはいけません。
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