「お互い恋愛にドライというか、毎週無理にデートするより自分の時間を大事にするのも大事と思っていて、特にストレスなどはなかった彼女。

でも、このコロナ禍で外出が制限され、同棲をはじめたりおうちデートを楽しんだりしている周りを見ていると、

『自分たちって冷めているのかな?』

とちょっと不安になるときがありました。

以前と変わらない彼女の様子が物足りなく思えてきて、つい

『もっと会いたいとか思わない?』

と聞いてしまったのですが、そのとき

『もちろん会いたいよ。

あなたもそう思ってくれているならうれしいし、できれば会う時間を増やしたい』

と、照れくさそうに返してくれる彼女を見てドキッとしました。

結局、ふたりともペースを変えることを自分から言い出せなかっただけとわかって、“慣れ”は怖いなと思いました。

今は前よりLINEも電話も増えて、会えるときはお互いの部屋に遊びにいっています」(31歳/公務員)

お互いに「この人はドライだからな」と思いこんでいると、もっと距離を縮めたいと思うのは自分だけ、など行動に出ることにためらいを覚えるかもしれません。

でも、いざ話してみると彼女も同じ気持ちだったと知り、それが愛情を再確認することにつながります。

慣れたつながりだからこそ、気持ちを伝えあうことを忘れたくないですね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line