――MISS-SATOを行う中で大変だった事、嬉しかった事・良かった事を教えてください
大変だったことは、サイトのリリース直後は参加者が全く集まらなかったことです。当初は1日1名もエントリーがないという状況でした。

そこで先ほどお答えしたように、渋谷のスクランブル交差点で「かわいい佐藤さん探してます!」という紙を持ってスカウトを行っていたのですが、ある日そこから参加してくださった方がtwitterで拡散してくれたことをきっかけに一気に認知が高まりました。

いつの間にかまとめサイトに掲載され、テレビで放送され、全国から参加者が殺到しました。今度はエントリーが多すぎてサイトの更新に追われるという大変さもありました。

嬉しかったことは、何名かの参加者の方から「佐藤という名前が嫌いだったけど、初めて佐藤でよかったと思えました」という言葉をいただいたことです。

また、赤ちゃんやお子さんのエントリーが大変多かったことも嬉しかったです。辛い時にこれはかなり励みになりました。

さらに言えば、同じ“佐藤さん”として、参加者同士のつながりが生まれたことも良かったですね。「日めくり佐藤さん」という企画の撮影の時、参加者同士が初対面でも仲良くしていた姿が印象的でした。同じ苗字というつながりもありますし、こういうシャレが分かる者同士、ということもあると思います(笑)。

――今後の展望について教えてください

6月中に開催したMISTER-SATOでミスターに選ばれた方は、7月4日のMISS-SATOのファイナルにご招待し、金の表札をプレゼントさせていただきます!

しばらくは佐藤さんを盛り上げていきたいと思います。 最終的には、これをきっかけに「○○さん限定」という名前ブームが起こればとても嬉しいですが、1人でも多くの佐藤さんが「佐藤に生まれてよかった!」と思っていただければ、それだけで今回は大成功です。 

このコンテストは「第1回 Miss.Someone」。すべての人にスポットライトを当て、 一人でも多くの人を輝かせることがコンセプトになっています。誰でも何かになれる、ということを「MISS-SATO」を通じて伝えていきたいですね。

インタビュー・篠崎夏美

日本中、そして世界の“面白いイベント”情報を探し出し、紹介することに拘るWebサイト『イベニア』。規模の大小を問わず、斬新な企画のイベント、思わず人におススメしたくなるイベント、とにかく変なイベントなどの情報が満載。