「ある日のデートで、僕と彼女の好きなスポーツブランドのマスクが販売されているのを発見しました。

残り一つでサイズはふたりとも同じ、つい張り切って

『君にプレゼントしたい』

と手に取ったら、

『いいよ、せっかく見つけたんだし、あなたが使ってよ』

と拒否されたけど、次にいつ買えるかわからないからと購入して彼女に渡しました。

店舗で見たときは

『この柄のやつ、探してたんだ!』

と笑顔で言っていたはずなのに、いざ手渡したら彼女からは

『うーん、ちょっとイメージと違ったかも』

と言われ、何だかがっかり。

無理やり買った僕もいけないし、それ以上は何も言わなかったけど、心の隅で“もったいなかったな”と思ってしまいました。

探していた、と言っていたはずだけど、こういうときはせめて笑顔で受け取ってもらえたらなぁと思います」(29歳/教員)

「買って」とねだったものでなくても、欲しがる自分を見て購入を決めてくれたものなら、まずは素直に感謝の気持ちを口にしたいですね。

彼女に喜んでほしい一心でプレゼントしたのに、目の前で気に入らないと言われたら、「二度としない」と愛情も引っ込んでしまいます。

贈った後でもったいないと思わされる彼女の姿ほど、味気ないものはありません。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line