デートの定番といえば、食事デート。

食事中の振る舞いは、日頃の生活がそのまま現れやすいものです。知らず知らずのうちに、がさつな動作をしていませんか。

所作の美しい女性は「育ちの良さ」を感じさせます。彼にとっては、どこに出しても恥ずかしくない「理想のお嫁さん」を感じさせるかもしれません。

いざというとき困らないよう、男性目線からも評価の高い、食事マナーを押さえておきましょう。

1. 手を合わせて「いただきます」「ごちそうさま」が言える

基本中の基本ですが、きちんと「手を合わせて言う」ことがポイントです。礼儀正しい女性は、どんなシーンでも好印象です。

男性は、大和撫子風の古風な仕草が、意外と好きです。日頃、元気なイメージの女性であればギャップにもなり、男性をドキッとさせます。

奢ってもらった後にはもう一度、彼の目を見て「ごちそうさまでした」を伝えることも忘れずに。

2. 箸置きをつかう

食事の手を止め、使用中の箸を置くときは、箸置きの上に置きます。

取り皿などに橋をかけるようにして置くのは「渡し箸」というNGマナーなので、注意しましょう。

箸置きがない場合は、箸袋を折りたたんで、箸置き代わりにつかいましょう。箸袋さえもない場合は、箸の口をつけるほうだけを取り皿のふちにかけ、手に持つほうはテーブルの上に、取り皿に立てかけるようにして置きます。

3. 和食の器は、両手で扱う

和食の場合、揚げ物や焼き魚などの大きな皿以外は、器を手に持って食べてOKです。

ご飯茶碗、吸い物椀などの器は、両手で持ち上げる、置くのがマナーです。

片手で上げ下げすると、がさつな動作に見えてしまいます。

小鉢程度の大きさの器であれば、手のひらで器を包むようにして、優しく持ち上ると、女性らしく、ソフトな印象の所作に見えます。