2:『ちょっと』『ここまで』ってどこまで!?
「同棲中の彼女が最近、朝から晩まで忙しいので『ちょっと家事をやっておいて』と頼まれて、普段はやらないけど頑張ることにしました。
シンクにある食器を洗ったり、たまった洗濯物を干したりと、一日中動き回ったという感じです。
彼女が帰ってきたので『さすがだね』と褒めてもらいたくて、家事の成果を説明していくと笑顔で『ありがとう』って。
その日は天気が悪かったので部屋干しをしたのですが、その洗濯物を見た瞬間『ここまでやってと言っていない』と彼女の怒りが爆発。
俺が下着まで干したことに腹が立った様子……『家事をやって』と言ったのにどうして?『まったく面倒くさいな』とうんざりしました」(28歳/会社員)
男性に大まかな言い方をしても伝わらないことってありますね。
女性は気が利くので「言わなくてもわかるでしょ」と考えるため、男性からしたら一言足りないなんてことも。
今回は家事に対して「やってほしいこと」「そうでないこと」をはっきり伝えた方が良かったのでしょう。
最低限「下着はそのままで」と加えておけば「面倒くさい」とまで思われずにすんだかもしれませんね。
3:はっきり言ってくれないとわからないよ!
「年下の彼女から『ロマンチックなデートがしたい』とお願いされたので計画を立てることにしました。
練りに練って『恋愛映画を観て、夜景の見えるレストランで食事をする』というデートをしたものの、彼女はとても不満そうで…。
理由を聞いてみると『映画は流行っているものが見たかった』と文句を言い出し、挙句の果てに『友達の彼氏がレストラン貸し切りにしてくれたって言ったでしょ』と怒ってしまって。
『えっ!同じようにしてほしかったの?』とびっくりすると、『私の話を聞いていないからこうなるんだよ』って。
はっきり言ってくれないとそんなことわかるはずがないのに……本当に面倒くさいなと思いました」(30歳/公務員)
彼氏に実際に「してほしいこと」がある場合は、曖昧な言い回しをせずに、「羨ましいから友達の彼氏と同じようにして」と素直に伝えれば、理想のデートが現実のものになったでしょう。
「ロマンチック」と表現されても、男性は女性の本心になかなか気づけないので、「できたら○○してほしい」と具体的に希望を伝えると、男性も気持ちをくみとってくれるはずです。
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同じ言い方や表現でも、男女でとらえ方にだいぶ違いがあるのは、割とよくあることです。
相手を思いやり、わかりやすく伝えることを心がけて、好きな人と楽しく一緒に過ごせるといいですね。