「園庭で鬼ごっこをしているうちに、ある子が夢中になってお友達の髪を引っ張ってしまいました。

ちょうどそれを目撃したママが『何しているの!』と怒鳴ったので、私はそのまま大声で叱るのではと思ったんです。

するとママお友達の髪を引っ張ったわが子に『お友達の髪を引っ張っていいの?』『ダメ……』、『そうだね。それじゃあお友達に何て言うの?』『ごめんなさい』と、子どもが謝るよう冷静に促したんです。

ただ叱るだけでなく、質問する形で子ども自身にトラブルを解決させるまで持っていくのは、理想的だと思います。その子の成長につながりますよね」(35歳/保育士)

瞬間的に「うちの子が悪い!叱らないと」と思うとカッとなりがちですが、ここで怒鳴ってしまうと子どもは「ママが怖い」と恐怖でいっぱいになってしまい、叱られている内容が頭に入らなくなることも。

まずは子どもに質問することで、どんな状況なのか理解させてから自然に行動できるようサポートしましょう。

恋愛記事を中心に執筆しているライター。元保育士としての経験を生かした記事も得意。30代後半から婚活をはじめ交際から3ヶ月でスピード婚を果たす。趣味はカフェ巡りで落ち着いた空間でゆっくりすることが好き。