「元カノはインスタ好きで、いつも素敵なお店に連れて行ってほしいとリクエストするタイプ。連れて行ってあげたい気持ちはやまやまですが、僕は介護職で手取りも少ないし、そもそも僕自体がそんなにオシャレな店が好きではありません。

そのため、彼女が望むようなオシャレカフェには月2~3回、あとは予算の範囲内で無理なく行ける居酒屋、串カツ、ラーメン店を選んでいました。しかし、彼女は僕の行きたい場所にいくと不機嫌になるし、一言もしゃべりません。その態度にだんだん腹が立ち、『そんなにいい店行きたいなら、他の男性を誘えばいい』と思わず言ってしまって。

そんな僕に対し、彼女は『お金ないから連れて行ってあげられないって、素直に言えばいいのに』と言い返してきたので、さらに腹が立ちました。彼女は、ずっと僕のことを内心バカにしていたんじゃないかと思います。もう見栄っ張りな女性はゴメンです」(26歳/介護士)

人には、それぞれ趣味嗜好があります。とくに食べ物は、必ずしも好みが合うものではありません。そのため、食べ物の好き嫌いが合わない、行きたい店が異なるのは仕方ないと言えます。問題は、いかにお互いが譲歩し合えるかといったところではないでしょうか。

このカップルの場合は、お互いに行きたい店を半々にしているのはいいのですが、いずれか一方が相手の希望に応えようとしていないのが問題です。自分の行きたい店ばかり回りたいのなら、その店にたくさんつれていってくれる予算があり、さらに食べ物の好みも合う人を選んだ方がいいかもしれませんね。