3. 趣味や好きなものをなにか1つでも持っているか

「同棲すると別れる」なんて話をよく耳にしますが、あながち間違っていません。

付き合っているときは毎日一緒にいるわけではないため、同じ時間を過ごすときは嬉しさを感じるものです。ですが、同棲したり家族になると、無理やりにでも24時間365日一緒にいることになります。「今は、一緒にいないといけない」というシーンを察知しにくくなりますし、お互いに息抜きをするタイミングがなくなってしまうのです。

「だからこそ、彼が趣味や好きなものを持っているかをチェックしてください」と、コマツさん。ベストなのは、お互い違う趣味を持っていること。同じじゃないほうが、「この日は○○で出かけるから〜」とサラッと距離をとりやすく、互いに息抜きしやすくなるのです。

また、昔から続けている趣味や好きなことは受け入れやすいもの。いきなり「今日、ちょっと出かけたい」と言うと戸惑いを生んでしまいますが、独身時代からバンドを追っかけていたとして「今日ライブ行ってくるわ!」なら、「はいはい、どうぞ」となりやすいのではないでしょうか。

これはお互いを尊重し理解しているからこそ出来る対応のため、夫婦関係を良好に保つ上でも効果的と言えるのではないでしょうか。

「それだけでなく、趣味や好きなことがない男性は自発的じゃなくなり、尊敬出来る部分がなくなってきたりするんですね。やっぱり“俺についてこい”的な男らしさを持っている人に女性は惹かれるものですから、冷めていくキッカケにもなっちゃうんですよ」と、コマツさん。

お互いに依存し合わず、自立した関係を結婚後も築いていきたいのであれば、「いつも一緒」を回避するために趣味などを持つべきと言えるかもしれません。

コマツさん曰く「今回は特に重要な3つの条件を紹介しましたが、あなたなりの“必ず譲れない条件”をいくつか設定しておきましょう。意外とそれ以外のことには、臨機応変に対応できるはずですよ」とのこと。

男性から選ばれるのも大事ですが、こちらからも「この人で本当にいいの?」としっかりフィルターにかける意識を持ちましょう。あなただけの“本命彼氏の条件”が、幸せになるための手助けをしてくれるはずですよ。

■取材協力:コマツマヨ
恋愛・夫婦力向上アドバイザー/ライター。焼酎バーの店長、ウエディンググッズデザインメーカーでの経験や姉御肌な性格を活かして、恋愛・夫婦間の問題に悩む女性向けにコラムを多数執筆。
また、洋菓子メーカーの広報主任だったことも活かして、企業ホームページライティング、社内報インタビュー、東京23区の広報誌も手がけている。

ライター・コラムニスト。1988年生まれ。大学卒業後にマスコミ業界3社で働くが、行く先々でパワハラに遭い、退職。引きこもりになったのをキッカケに、ライターに。キャバ嬢として年間500名以上の男性を接客した経験や半年で25キロのダイエットに成功した経験などを活かした、恋愛・美容系記事が得意。その傍ら、フリーランスやライターになりたい方向けの相談に乗る個別セッションをおこなっている。「体内時計をコントロールして、健康でキレイになる」をコンセプトにしている“健康&生活リズムカウンセラー”の資格を保有。