「去年からのコロナ禍でマッチングアプリを始めて、トラウマになるくらい嫌な思いをした地雷男がいました。
ルックスは眼鏡をかけていて真面目そうで、チャラい印象は全くありませんでした。
やりとり自体も誠実な印象で、デートに誘われても安心して受けることができたんですが……。
初回のデートはディナーデートで、食事中も会話も紳士的で、あることを除いては気になることはありませんでした。
ひとつ、『ん?』と思ったのは、やたら私のデコルテをじっと見ていたり、カウンターだったんですが、笑った時などに肩に触れてくることがあり……でも自意識過剰かも? とスルーしていたんです。
この時にもっと警戒心を持っていれば、とのちに後悔することに……。
お店を出た後に、なんの声掛けもなく突然手を繋がれました。
大人の男女ですし、別に手を繋ぐくらい、なんてことないと思うんですが、食事中に気になっていたこともあって、私は気持ち悪く感じてしまって硬直してしまい、手をふり解けずにいたんです。
すると、『嫌だったら解いてもいいのに。嫌じゃないってことだよね?』と言われました。
そう言われてますます手を振り解きにくくなってしまい、駅までの我慢、と思っていたら『こっちの道から行こう』となぜか遠回りされて…。
辺りを見渡すと、ホテル街だったんです……!
『こっちじゃなくない?』となるべく明るく言ったんですが、ホテルの前で『寄って行く?』の一言。
冗談混じりのトーンでしたが、目は本気で不快度マックス。
そこで手を振り解いて『いや、ないから』と冷たく言い放つと『じゃあ今度ね?』と言われて……もう殴りたくなりましたね……(笑)
駅の改札でも頭ポンポンされて、私ってそんなに隙だらけなの? と自己嫌悪に陥りました。今までデートした相手からそんな扱いを受けたことなかったのに。
その後何人かの男性とデートをして、あんな地雷男はいなかったので少し安心していますが、真面目そうな見た目だからといって安心しすぎず、常に警戒心を持つことが大切だな、と勉強になりました」(27歳/エステティシャン)
マッチングアプリには、体の関係を持つことが目的の「ヤリモク」という地雷男が潜んでいることもあるそう。
こちらのエピソードに登場した地雷男も「ヤリモク」であった可能性が高いですよね。
マッチングアプリでの出会いは、共通のコミュニティがないからこそ、警戒心は忘れずにいたいもの。特に真面目そうな外見だからといって、安心しきってしまうのは注意したいですね。