噛みやすいように筋を入れてある
“肉を食べる醍醐味”を楽しめる、激ウマ牛たん焼き
9月10日は「牛(きゅう)たん(テン)の日」だそうな。牛たんの日よりも3週間ほど早い8月下旬、東京交通会館で牛たんを食べてきた。同館地下1階の「牛たん焼 杜の都太助 有楽町店」(以下、太助有楽町店)である。
牛たんは塩焼きが基本。この店の「牛たん焼塩セット」には2枚4切(1,200円)、3枚6切(1,650円)、4枚8切(2,100円)があり、今回は3枚6切を頼んだ。
牛たんの他、麦飯、とろろ、白菜の漬物、南蛮味噌漬、特製和風テールスープが付いている。
「牛たん焼塩セット 3枚6切」(1,650円)
焼肉屋の牛たんは薄くスライスしたものが多いが、仙台牛たん焼はダイナミックに厚めにカットしているのが最大の特徴。この店の牛たんも厚みがあった。
グルメ番組を観ていると肉を口にした瞬間、「やわらかくておいしい!」と大騒ぎする輩が多い。
やわらかければいいのか。ある程度歯ごたえがあり、噛めば噛むほど肉汁があふれ、「美味いなあ」と思う。それが肉を食べる醍醐味ではないか。
太助有楽町店の牛たんがまさにそうであった。
牛たん焼を網で1枚1枚焼いて仕上げる。
食べやすいように、包丁で筋を入れた牛たんを1枚1枚丁寧に焼く。それを半分に切ったものが届く。
こりこりとした食感。口のなかにあふれる肉汁。肉の旨味も十分あった。
噛みやすいように筋を入れてある
箸休めに用意された、さっぱり味の白菜の漬物と、ピリ辛の南蛮味噌漬もまた美味。
自分はとろろ飯が大好きだ。この店では、大好物のとろろを麦飯と一緒に食べさせてくれる。
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