仁香さん流“キレイになれる歩き方”

次は、体幹を意識して歩いてみましょう。

“美人な歩き方”の基礎は、とても簡単。

姿勢を正したら、あとは、一歩一歩、踏み出した足をかかとか着地するだけ。

足指を着地するときは、親指に重心を置くこと。すると、自然と内側重心になり、体幹を意識して歩ける。

出典(仁香著『美人な歩き方』)

1.まずは正しい立ち方で立ちます。片足を前に出し、かかとから着地。視線は自然に前方へ。

2.前足のかかとが地面に着いたら、足裏から、親指と人差し指の間に重心を移動させていきます。

内側を意識して歩けば、O脚も改善。

3.重心を前の脚に移動させながら、後ろの脚はひざを曲げずにまっすぐにして蹴り出します。

お尻と太ももが伸びていることを感じましょう。この歩き方で、体幹が使われているのが感じられるかと思います。

過度な運動はストレスになって老化を早めるという研究結果があるけれど、歩くことはノーストレス。

正しい歩き方なら、1日200歩だけでも美人に変われる。
出典(仁香著『美人な歩き方』)

まとめ

歩き方が美しくない人は、たいてい、逆の歩き方をしているそう。

日本人女性の多くは、脚の外側に重心をかけていて、これが姿勢を崩す元になっているとのこと。

外側重心で歩き続けていると、太もものアウトラインが張ってきて、脚のラインまで太くなってしまいます。

通勤で毎日歩いていても痩せられない人は、歩き方を変えてみては?

普通に歩くだけだと、体は省エネモードになりがち。

ただ漫然と歩くよりも、美人になる歩き方を意識してみましょう。

■仁香:モデル(『STORY』の人気モデル)。日本ウォーキングセラピスト協会アドバイザー。『CanCam』専属モデルとしてデビューし、6年間カリスマモデルとして活躍。

その後、急激な体重増加によりモデル活動を中止。3年間に及ぶダイエットで歩き方を変えて13キロの減量に成功。その経験を生かし、姿勢&ウォーキングアドバイザーとして活躍。美容セレクトECサイト「YuanBeaute」、アパレルブランド「CherryAnn」もプロデュース。

美容ライター。美容誌の編集を経て、ビューティ&ヘルス、フード、ファッション、ナチュラルライフなどについて執筆。美容ブログ『SimpleBeauty』でもコスメ情報を更新中。WebメディアのほかHP、紙媒体も手掛けています。