妻としての対処法

夫がイライラした表情を見せたり、機嫌が悪いとき、妻としてはどう対応したらいいのでしょう?無駄な争いを生まず、夫婦の絆を深める対処法を5つご紹介します。

1.放っておく

仕事やお金まわりが原因の場合は、仕事がうまくいきだしたり、お金まわりがうまくいき出したら、勝手に機嫌が回復します。なので、それまでは基本的には『放置』の姿勢が一番です。

ここで夫のイライラを「自分のせい」だと思い込んでしまったら、家庭全体の雰囲気が暗くなったり、自分もイライラして、夫婦仲を悪化させる原因になってしまいます。

2.ねぎらいの言葉をかける

たまに、「パパ大変そうだね。大丈夫?」「お疲れ様。いつもありがとうね」など優しい言葉をかけてあげると、夫は喜びますし、イライラや機嫌の悪さが少し緩和されます。

3.話を聴く

男性は、基本的に悩み事があるときは自分の中だけで抱え込み、滅多に人に相談などをしませんが、たまに自分の中だけで抱えきれないときは、愚痴を打ち明けることもあります。夫が「最近仕事が大変でさ・・・」などと言ってきたときは、話をじっくり聴いてあげましょう。

人は、悩み事などを打ち明ける行動で、心が軽くなります。聴くことは「癒す」ことなのです。ただ、話を聴いた後、もしくは最中に、ダメ出しや否定はしないように。これでは、夫を癒すどころか、よりイライラさせることになります。

4.ひとりの時間を作ってあげる

没頭できる独自の趣味がある男性や、ひとりが好きな男性には、ひとりになれる時間を作ってあげましょう。

5.苦言は夫の機嫌が良いときに言う

夫に対しての苦言は、できるだけ夫の機嫌が良いときに言うようにしましょう。イライラしているときや機嫌が悪い最中に言うと、言い争いに発展してしまう可能性が高くなります。

人と長く良い付き合いをしていくにおいて、「被害妄想は持たない」「思い込みで判断しない」ということは、とても大事な気がします。

女性は月経前にイライラしやすくなったりしますが、男性は男性で、女性とはまったく違う原因でイライラすることもあるのです。そのことを理解してコミュニケーションを取れば、お互い今より楽な気持ちで付き合っていくことができるのではないでしょうか。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]