「以前に付き合った男性は、私が依存してしまって身も心もボロボロになりました。

仕事や友人たちとの関係にも悪い影響が出て、別れてからもかなり引きずりましたね。

『相手に自分の状態を左右される恋愛』に懲りた経験からか、それからは恋愛にのめり込みすぎない、誰かを好きになっても自分の世界まで差し出さないような心の距離感を意識しています。

気がついたのは、境界線を大事にするようになってからは、元彼のように女性を支配したがる男や体目当ての男が寄ってこなくなったこと。

私が自分に振り回されないことがつまらないのだろうなと思いますが、それでいいです。

逆に、恋愛に真面目な男性とは相性が良くて、恋愛観や結婚について話しても意見が合うしデートもリラックスして楽しめるし、昔とは正反対のお付き合いができています。

いい交際って、メンタルが安定するせいか本当に健康で、肌の調子はいいし仕事にもやる気が出るし、彼氏がいるときでも男性から声をかけられることがありますね。

別れたときも、『合わないなら仕方ない』と自分なりに割り切れるようになって、落ち込みすぎないせいかすぐにほかの男性と仲良くなれます。

『恋愛は自分が主体』と女友達に言われたことがありますが、本当にそうだなと実感しています」(36歳/総務)

こちらの女性は、共依存状態で傷つけ合うのに別れられない交際がトラウマになっていました。

自分を大事にすることを意識できるようになってからは、どんなに好きでも尊重のない男性はすぐに切るようにして、心が安定できる男性とのお付き合いを手にしています。

相手といい境界線をしっかり引き、心身ともに健やかな状態であることが、彼氏が途切れないコツ。

幸せな恋愛を経験していると伝わるので、まともな男性の恋心が刺激されるといえます。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line