「ずっと仲のよかった女友達から告白されて、うれしかったけど自分自身についてどうしても引っかかることがあり、断りました。
彼女は人が良くて誰にでも優しく、そこにつけこんでいつも俺の都合で呼び出しては食事に行っていたんですよね。
『仕事で悩んでいて』とか『きょうだいと喧嘩して』とか、嘘の口実を作っては心配する彼女の気持ちを利用していたことは自覚しています。
さすがに手は出していないし食事は俺がおごるときもあったけど、彼女が好きになったのはいわゆる“嘘の俺”で、このまま付き合ってもすぐにボロが出るというか本性がバレるだろうなと思って。
彼女にとって俺は『繊細で優しい人』と言われていて、好きになってくれたのはうれしいけど今さらどうやって本音で接していけばいいか、わからないまま断ってしまいました。
それからはもちろん食事に誘えるはずもなく、彼女からLINEが来ることもなくなって、このまま終わりかなと思ったら苦しいです」(30歳/配送)
女性の誠実さを利用して一緒に過ごすのは、つまり女性が気にいるようなキャラを作り上げることにもなります。
それが、告白という事態になって自分を苦しめるのですね。
自分を振り返ることができるのは、彼女にも自分にも正直でいたいという誠意のあらわれです。
何とかしたいと思うなら、本当のことを話したうえで、改めてこちらから女性を大事にする姿勢を見せることが必須です。
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