「会社の同僚ですが、馬が合うのかいつも話が盛り上がって、お昼休みに待ち合わせて食事に行くくらい仲良くなりました。
でも、多少の好意はあるけど外見がまったく好みじゃなく、向こうも同じらしくてそれすらネタにして笑っていたんですよね。
『付き合うのはないな』と思うけど彼と過ごす時間は楽しいし、残業が終わって当たり前のようにふたりで定食屋に行くのもいい息抜きで。
ある週末、映画を観に行った帰りに『俺の部屋でも来る?』と誘われて、お茶やお菓子を買い込んで訪問し、また盛り上がって。
暗くなって晩ごはんの話が出たとき、『このまま付き合うか』と彼が言い出して私も軽いノリで『いいね、試してみる?』と答えてしまい、その夜は私が手料理を振る舞いました。
なんていうか、付き合いはじめにしては距離が近いし新鮮さもないし、“こんなものなのかな”と首をかしげるときもあるけど彼といるのはやっぱり楽しかったです。
心の距離が変わったのを実感したのは彼からはじめて抱きしめられたときで、見たこともない表情と、すごく気を使って触れてくれる腕の力と、ドキドキがすごかったし男と女を意識して恥ずかしかったです。
でも、ハグもキスもまったく嫌じゃない自分がいて、たぶんいつの間にか好きになっていたんだろうなと思います。
ノリと勢いではじまったお付き合いだけど、どこまでも違和感がないことがわかって、今も順調に続いています」(25歳/受付)
友達としてなら仲がいいけど、いざお付き合いになると「ちょっと違う」となるカップルも多いものです。
ノリで付き合ってみたのに「ずっと違和感がない」のは、ふたりの相性がいい証拠。
スキンシップに安らげるかどうかは、愛情を左右する重要な部分です。
スムーズに進めるふたりの絆を、これからも大切にしてほしいですね。