「今の彼女とはまだ付き合って二ヶ月ほどですが、お互いの部屋にお泊りしたり海外ドラマを一気見したり、性格が合うなと感じます。
新鮮なのは、彼女の部屋で手料理を食べるときのこと。
はじめて作ってもらった日は、テーブルを片付けていたら彼女がランチョンマットと箸置きを持ってきて丁寧にセッティングしてくれて、最初だから気を使ってくれたのかなと思っていました。
でも、次からも同じようにしてくれてランチョンマットの柄は違うし、彼女にとってこれが当たり前なのだなと気がついて。
そのとき思い出したのが元カノで、手料理を作ってくれるときはテーブルにそのまま皿を並べてお箸はお茶碗の上が普通でした。
もちろん作ってくれるだけでありがたいしそんな部分に不満はまったくなかったけれど、今の彼女が笑顔で箸置きを選んでいる姿を見るのがすごく新鮮で、食べるのが前より楽しみになりました。
このことを彼女に言うつもりはないですが、俺も皿洗いや片付けをもっとやろうと思います」(29歳/営業)
元カノはがさつだったとかそういうことではなく、食事との向き合い方の違いを知るのが男性にとっては楽しいのですね。
それを受け入れて自分も以前より関わりを増やしたいと思えるのは、幸せなことです。
男性だけが知っていればいいこんな事実は、ひそかにふたりの愛情を深めるスパイスになります。
関連記事