「今の彼女とは半同棲みたいな感じで毎日顔を合わせるのですが、ちょっと寂しいなと思うのが、俺が出勤するときに見送りに来てくれないことです。

元カノは俺が家を出るときはいつも玄関まで来てくれて、身だしなみをチェックして『行ってらっしゃい』と笑顔を向けていました。

なんとなく今の彼女もそうしてくれるかなと思っていて、いざ家を出るタイミングになったとき、リビングでテレビを観たまま『気をつけてね~』とあっさり言われたので拍子抜けしました。

比べたらいけないし、今の彼女はちゃんと愛情表現をしてくれるし、要は俺が子どもでワガママなんですよね……。

それがわかるから彼女には言わないのですが、思い切って男友達に話したら『そうしてって言えばいいじゃん』と笑われ、自分からお願いすることに気が付きました。

恥ずかしいのでまだ言えていませんが、『元カノと同じようにしてほしい』ではなく『元気がほしい』と正直に伝えてみようと思っています」(31歳/看護師)

わがままとわかっていても今の彼女の振る舞いに引っかかりを覚えるのは、こうしてほしいという本音があるからです。

元カノがやっていたから、で伝えると今の彼女にとっては拒絶したくなりますが、素直に望みを口にすれば比較にはなりません。

元カノと違うことを知ったとき、「元カノのほうがよかった」ではなく改めて自分の本音に気がつくこともあるのですね。