「彼は職場で出会った2歳上の先輩でした。私は中途採用だったんですが、ひとまず彼のアシスタントとして仕事を始めることになり、そこから仲良くなっていきました。

デザイナーの仕事は過酷で深夜作業になることも多くて2人きりで作業中に恋愛系の話になり、そこで彼から『好きになったかも』と言われて。

私も密かにいいなと思っていたものの彼女がいると周囲から言われていたので、その場で『彼女いるって聞いたけど?』って聞きました。

そしたら彼は『今はいない』と答えたので、別れたと受け取ったんです。

その日は気持ちも盛り上がっていたこともあり、手をつないで一緒に彼のマンションに帰り、そこから週に23度のペースで会っていたんです。もちろん自分のことは彼女だと思っていました。

そんな中、普通に家にいるときに『今から彼女が来ることになったから帰って』と言われて……。

問い詰めたら『あのときには別れる前提で距離を置いていた』と言われて、そのまま家を追い出されました。

その後、どうしても彼を許せず、どうしようか考えていたときに、彼は普通にまた私を誘ってきました、『今日家来る?』って。

そこで彼は対等に向き合ったらダメなタイプの男だって気づきました……」(34歳/デザイナー)

浮気に対して何の罪悪感もない、最低な自己中男です。

もしかしたら彼女との関係が悪くなる度に手っ取り早く近い関係の女性に手を出しているのかもしれません。

このタイプの男性はおそらく死ぬまで浮気を繰り返すでしょう。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。