関係をコントロールしたがる“依存彼氏”の驚愕エピソード #2「最後に聞きたいけど…」

「少し前に別れた元彼とは、彼のほうから熱心にアプローチしてきたので私も関心を持ち、好きになった感じでした。

ところが、いざお付き合いがはじまるとデートで食べに行くお店は『俺は知っているお店が少ないから君に任せるね』といつも丸投げ。

お出かけする場所も『君のほうがいろいろ詳しいでしょ』と自分からは何も提案せずで、いつも私がプランを立てるのがストレスになってきました。

『たまにはあなたも考えてほしい』と言ったら、『愛情があるから合わせてあげているのに、なんでそんなことを言うの!?』と突然キレて、『俺はこんなに君のことが好きで頑張っているのに』と私が“加害者”にされ、なぜか謝っていましたね……。

彼が不安にならないように私が先回りして考えてあげないと、少しのすれ違いでも不機嫌になるのでそれが怖くて、気がつけば一緒に居ても全然リラックスできなくなっていました。

友人に相談したら『それってもろに依存されているよね』と言われてハッとし、応えてあげるから彼も変わらないんだと思い、突き放していたら連絡が減って。

正直このまま終わりだなと思っていたのですが、彼から『最後に聞きたいけど、俺のこと好きだった？』と突然LINEが来たのを読んだとき、気持ち悪さしか感じずにそのままブロックしました。

依存する男って、本当に自分のことしか考えてないですよね」（32歳／営業）

「合わせてあげている」が彼女の負担になっていると気が付かないのが、依存体質の彼氏。

本人はそれが愛情と思っていても、押し付けられる彼女の気持ちを想像すれば「一緒に考える」のが正解だと気がつくはずです。

自分を否定されたと感じればすぐに責めるのも依存彼氏のあるあるですが、対等になれない人とはいいお付き合いはできないのが現実です。