一人目ができたばかりのママや妊娠中のママのなかには、「できれば子どもはたくさんほしいな~」と子だくさんな家庭に憧れている人も多いはず。
でも現実に子どもをたくさんつくるとなると、やはり体力的にも経済的にも大変そうなイメージがありますよね。実際のところはどうなのでしょうか?
そこで今回は、4人の子どもを育てるママにインタビュー。経験者にしかわからない「子だくさん」家庭の事情を聞いてみました。
「子だくさん」ならではのメリットとは?
首都圏に住む30代のママ、Aさんは、現在、赤ちゃんから小学生まで、男女合わせて4人の子を育てています。サラリーマンの夫の帰りが遅いため、平日はほぼワンオペで育児をしているそう。
Aさんによると、実際に子どもを4人持ってみて気づいた「子だくさん」ならではのメリットやデメリットがけっこうあるといいます。まずはメリットの方から教えていただきました。
1: とにかく幸せ
Aさんが「4人子どもがいてよかったこと」として真っ先に挙げたのは、「こんなに愛しくて可愛い存在がいっぱいいてくれるだけで幸せ」ということ。
子どもが多いと、もちろん大変なこともあるけれど、総じて幸せの方が大きいそうです。まして後悔なんて一度もしたことがないのだとか。
子どもの存在は、親にとっては大きな喜びです。Aさんの場合、そんな存在が4人もいるわけですから素晴らしいことですよね。
2: 上の子が手伝ってくれる
一般的には、子どもの人数が多くなるほど手がかかって大変になるイメージがありますよね。しかし、実際には、子ども1人のときに比べて単純に「4倍手がかかる」というわけではないのだそう。
「子どもの年齢差や男女比にもよると思いますが、我が家の場合、上の子たちが下の子のお世話を手伝ってくれるので、3人目、4人目の子育ては意外とラクに感じます」
また、兄弟姉妹がいると、ママが遊び相手をしなくても、子ども同士で遊んでくれて助かる面もあるようです。
3: 一瞬で片付け完了!?
子どもの数が多いと、家の中がとっ散らかって収拾がつかなくなるのでは?と思われますが、「たしかに掃除しても家が一瞬で散らかるのですが、みんなで片付けるから意外とすぐに片付きます」とAさん。
なるほど、子どもが多いということは、「人手が多い」ということでもあるんですよね。子どもが手伝ってくれれば、家事も進みそうです。
4: ママ友がいっぱい!
加えて、社交的なタイプのAさんは、子どもの人数分、小学校や幼稚園で友人知人ができたこともメリットだったと話します。
「いろいろな人と知り合えて楽しいし、交友関係が広がりましたね」