「職場の上司と、あるプロジェクトで距離が近づいたことをきっかけに不倫関係になりました。
彼は仕事でもプライベートでも頼りになる存在で、彼と別れることは当時の私の選択肢にはなく……しかし、私の周囲には既婚者の友人も多かったので、独身の友人にのみ、彼との関係について話をしていたんです。
ある日、彼との関係を知らない既婚の友人から誘いがあり、会うことに。
少し会話をした後に、彼女が『実は私、離婚したの』と話を切り出して……彼女の離婚の原因は夫の不倫だったということを話してくれました。
話を聞いている間、どんな反応をして良いか分からず、とりあえず頷いたり相槌を打つことしかできず……。
すると彼女が『〇〇(共通の友達)から、今不倫してるって聞いたよ。不倫をしたことによって、現に壊れる家庭があるんだよ。そういうこともわかって不倫してる?』と聞かれて……私は答えることができませんでした。
『もし不倫をやめられないなら、もう友達ではいられない』と涙ながらに彼女から訴えられた時、あぁ、このままじゃいけないな、と気づいたんです。
それがきっかけで彼に別れを告げ、不倫をやめることができました」(29歳/営業)
不倫は、相手の家庭を壊してしまうというリスクと常に背中合わせです。
頭で理解していても、だから不倫をやめよう、という行動までは辿り着けない人も多いでしょう。
不倫が原因で離婚をした友人からの、不倫をやめないと友達をやめる、という言葉は心に訴えかけられるものがありますよね。友人関係を引き換えにしてまで、諭してくれるような友人は大切にしたいものです。