「私がママ友と思っているのは、本当に信頼している人。
子どもが幼稚園に入ってから接する人が増え、保護者会で活動しているので園外でも人とのつながりができましたが、誰とでもむやみに親しくするのは避けています。
もちろんいい関係でいたいけれど、何でも話せる、信頼できると思うには時間がかかりますよね。
少し仲良くなると家のことをあれこれと詮索する人もいるし、子どもや旦那さんの愚痴を一方的にぶつけてくる人もいるし、その人の人柄や人間性を理解するまでは距離を保つようにしています。
“知り合い“で置いておきたいと思えば、LINEでのやり取りを減らしたり会話も最低限に留めたり、冷たいと思われても無理をしてまで合わせると必ず疲れるので、結局はどこかでつまずくと思うんですよね。
きっぱりと距離を置くことで相手もそれ以上は近づいてこないし、本当に親しくなりたいと思う人にだけ、積極的にコミュニケーションをとるようにしています。
今は私と同じように『量より質』と考えるママたち数人と仲良くしていて、ストレスのないお付き合いができて楽しいです。
園にはママ友の多さを自慢する人もいるけど、薄いつながりで数を誇ってもお互いに信頼できていなかったら意味がないと思っています」(37歳/総務)
「ママ友が多い」ことを一種のステータスのように感じる女性もいますが、本当に素晴らしいと感じる人間関係を築くなら、どんなお付き合いをしているかが大切ではないでしょうか。
ママ友を作る目的は何なのかを考えると、むやみに数を増やすより本当に信頼できる人、気持ちを打ち明けられる人がいることが幸せだと感じます。
また、距離が近くなりがちなママ友ほど合わないと思ったら線を引いて距離を置くことが、お互いのストレスを減らすことにつながりますね。