バズったネタを現実のリアル世界に再現したらこうなった
SNSでバズった(流行した)ネタをまとめたサイトはいくつかあります。しかし、そのあるあるネタを現実世界に再現したらどうなるでしょう?
東京・原宿で「#あぁアレね展」という、SNSネタを現実で表現する画期的な展示が行われました。
「へぇ、こんな展示あるんだ」ってカフェで女子高生が言ってた
入口にあったのはショーケースの中に入った「りんご」。ですが、説明書きは「みかん」となっています。
これは「殺伐としたスレッドやタイムラインに◯◯が登場!」というネタを現実化したもの。ネットではイラストとコメントが不一致という単発ネタですが、リアルで表現するとシュールレアリズムっぽさを感じます。
現実化は視覚だけではありません。「◯◯って女子高生が言ってた」というミームでは、カフェで女子高生が交わす会話アニメを本当に小耳にはさむことができます。
「マナー講師にこそ、マナーが必要だよね」など数十パターンの発言は、時に心に刺さる名言、時に「これ本当は創作でしょ?」と感じるものまでバラエティに富んでいます。
その隣も聴覚に訴えかけるネタ。「聞こえますか…あなたの頭に…直接語りかけています…」とSNSでよく見るフレーズが、会場の片隅に立つと実際に聞こえてきます。
さらに謎を解明すべく、我々はアマゾンの奥地へ向かった
会場のさらに奥には、アマゾンのジャングルを描いたボードがあります。
「アマゾンの奥地へと向かった」は、昔のテレビの探検番組の定番フレーズ。現在では、何か疑問があった際にまず使われるネットミームとなりました。今回は記念撮影スポットとして現実化されています。
感動したのが、ネットでバズったネタの実物展示ゾーン。
「フォロワーが40人いることを褒められた」ことをツイートしたら、ほっこりした話に共感が生まれ、一気にフォロワーが4万人に増えた島根県のやすもと醤油さん。(@yasumotoshoyu)
直筆のお手紙や、"色鉛筆で描かれたとは思えない"「堅あげポテト」の本物も。(要は普通の商品そのままなのですが、ライトの当て方など逆にイラストへ寄せる陰影をつけ、カルビーからも正式に許諾済み!)