何気なく見ていたモチーフが次々とミニチュアになってしまう、東京ディズニーリゾートの「ミニチュアフィギュアコレクション」の新作が登場しました。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーに点在している「噴水」の中から、6つをピックアップしてフィギュア化。
また、フィギュアにならなかった他の噴水も、東京ディズニーリゾート内にはたくさんあるんですよ。
細かく再現!水の表現がすごい6種の噴水
このフィギュアは、シークレット含む全6種のブラインド商品で1箱1,200円。
セットの箱を7,200円で購入すると、全部そろいました。
個別の箱を開けると、ひとつひとつがそれ用に成型されたプラスチックのパッケージにガッチリ挟まれています。
正直、1個の価格が以前より高いと思ったのですが、納得のお値段。
シークレットは外箱のシルエットでまるわかりなので、ここでは全てのものをご紹介します。
東京ディズニーシーより
1.アクアスフィア
東京ディズニーシー・プラザの「アクアスフィア」は、東京ディズニーシーのシンボルである大きな地球儀。
本物は、球体の上から水が流れ、周囲の水がズボーン! と吹きあがる様子が迫力です。
このフィギュアはズボーン! の水しぶき感が足りないと感じますが、水を噴き上げていない時はこれと全く同じ。
大陸の部分が単なる色塗りではなく盛り上がっているところも再現度高し。
眺めているだけで、昼と夜の立体音響や周辺のライティングの光が思い浮かびます。
2.ジャスミンの噴水
アラビアンコーストにあるこのジャスミンの噴水は、フォトスポットとしてもとても人気。
アラビアンコーストの噴水といえば、王宮に続く階段の上にあるものや、広場中央にある虎の口から水が出ているもののほうを思い浮かべます。
映画『アラジン』の中に登場するジャスミンの庭園のクジャクの噴水は、アトラクション「ジャスミンのフライングカーペット」の真ん中にありますね!
噴水というのは、富の象徴のような意味合いもあるので、宮殿側にあるほうが豪華で、市場側にあるこちらは庶民の水場のような趣。
ここの水はどこから引いてきているのかわかりませんが、水道の終点に造られた生活用のものなのかもしれません。
この噴水と近い形のものは、「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」裏の坂道にいくつかや、「カフェ・ポルトフィーノ」前などにもあります。
アメリカンウォーターフロント「タワー・オブ・テラー」横のレストルーム前の「ニューヨーク市水道局」のところもそうでしょうか。
水道の起源ははっきりとはしませんが、古代ローマ時代からあるそう。
「ニューヨーク市水道局」噴水の上部あるニューヨーク州の旗の色は、ヨーロッパから最初に入植してきたオランダの旧国旗の色(青、白、オレンジ)というお話を以前聞いたことがあるので、水道技術は、ヨーロッパからアメリカに伝わっていったのかな? などと思いました。
東京ディズニーランドより
3.ピノキオ
ファンタジーランドのアトラクション「ピノキオの冒険旅行」の隣りにある「ピノキオ」と「ジミニー・クリケット」の噴水。
このフィギュアの水の表現が、一番リアルに感じました。
台座のクレオ(金魚)のレリーフまでも表現されています。
繊細な細い部分もあり、壊れやすそうなので気を付けて。
このピノキオは、物語の最初のほうの学校へ行く場面。
東京ディズニーランドの現場では、この噴水の少し後方に、ピノキオをたぶらかそうとしているファウルフェロー(狐)とギデオン(猫)の姿があります。
そう、アトラクション「ピノキオの冒険旅行」の物語は建物の前から始まっているのです。
訪れる機会があったら、アトラクションのお隣りにあるトイレの壁に描かれているピノキオを見てみてください。
星に願いをかけたゼペットさんの夢がかなっていますよ。